「チームの一人として」 あけみ

7月11日

○達成感
 7月11日は、ネット掛け記念日。そう言いたいぐらいの気持ちでした。
 今日は、朝食前の作業からネット掛けが始まりました。朝食前は、ブルーシートはぐりの後から、石生の白鳳、なつごごろのネットがけを行いました。
 ネット掛け、すこし緊張していたのですが、朝食前のネット掛けでも皆が作業の流れや役割がハッキリとしていて、スムーズに感じました。
 朝食後すぐから、古畑のネット掛けをしました。人数は6人。あんなちゃんを主に皆で声掛けをしながら進めていきます。およそ3,40分程度で終わったのかなと思います。

 その後は、池上桃畑、開墾26a畑、山桃畑なども進めました。午前で約10本ぐらいのネット掛けが終わりました。午後も引き続き、ネット掛け。新桃のネットも、皆が作ってくれた20×40メートルのネットを2本使って、紅清水をかけることができました。
 しかも、新桃では竹がはえてきてしまって桃の木やネット掛けで邪魔になる部分の竹のカットや、それでネットを抑える杭もつくることができ、新桃畑や石生のネットをかけた部分に設置することも同時に進めました。

 1日で、進んだネット掛けは約20本。本当にすごく嬉しかったです。
 作業を終えた時、あんなちゃんや桃のメンバーと喜べたことも、一緒に同じ目標を達成できたことも、本当に嬉しかったです。
 皆での大きな成功体験だったと思います。

 夜のOMTでふみちゃんと話していて気づいたこともありました。
 ずっと桃の期間、同じチームのメンバーと一緒に作業や時間を過ごさせてもらって、お互いのことを理解していたり、カバーしあっているということを改めて感じたということです。
 私は、高いところが好きだし、身体も大きく力もあるほうです。だから脚立の上でネットを引っ張りネットをどんどんかけていくのも面白く感じます。でも、ネットをはじめにほぐしてどこか端なのか、解読したり、整理するのはあんまり得意ではないと感じました。
 でも、ひろこちゃんやつきちゃんがいつも素早く解読してくれて、ネットをほぐしてくれます。あんなちゃんが、的確な声掛けや流れをつくってくれるし、脚立にのらないつきちゃんやりなちゃんは、2人で下にあるネットを気遣ってくれていました。まなかちゃんがいてくれると、大変な時も空気がいつも明るくなるし、センターポールを越すコツも教えてくれました。午後は、特に気温が高くて終盤バテそうになったときには、ふみちゃんが合流してくれて、全力で一緒に動いてくれていました。

 自分が苦手なことがあっても、責める人はいないし、いつも誰かがカバーしてくれています。
 1人で完璧にならなくていいし、完璧にはなれません。それぞれの力や得意な部分、キャラクターや性質などがあって、皆で一つで、そこでベストを尽くし良い表現を見つけていくことが面白く、楽しく、美しく生きられるのだとおもいました。
 助け助けられの、利他的な世界、生きやすい世界だと思いました。

 そんな皆のチームの一人として、動けることがありがたいです。その中で私も気持ちや身体を使います。

 急ぎで提出します。
 明日もネット掛けの続きがあります。頑張ります。
 おやすみなさい。