6月7日
昨日、お父さんとあゆちゃんに話してもらったことを、今の自分で理解できた範囲で整理して書きます。
・今の自分の話し方は、人に伝える、伝わる話し方になっていない。相手に聞かれたことを答えていなくて、自分の思うように、伝えようという意思がないまま話してしまっている。だから問題を解く時にでも相手の意図から外れた頓珍漢なことを答えてしまう。問題を解くのも人とのコミュニケーションの一つ。人とちゃんと話せるようにならなければ、正しく答えられないのは当たり前。
・話し方は、たった一回で変えられるもの。自分に今更恥ずかしさなどないのだから、お父さんの言葉を信じて本気で変わる努力をする。
・生きるっていうことは恥ずかしいこと。今のうちにたくさん失敗しておけばいい。恥ずかしいと思って殻を被っているのは自分だけ。みんなは何とも思っていないし、むしろ応援してくれていると思ったらいい。それに応えられるようにちゃんと変える努力をしていくことがみんなのためになること。
・話し方を変えることは、今は勉強をするよりも大事。話し方を変えなければまず受からないし、例えどんな道に行ったとしても死活問題。自分がどれだけ摂食障害という病気で苦しかったのかを忘れてはいけない。そのどん底だった時のことを思ったら、今の怖さとか恥ずかしさは何でもない。自分にとって、話し方が直らない限りちゃんと摂食障害から回復していくのは無理。
・話すことがよんじゃこんじゃするなら、紙に読む内容を書いて、それをしっかりとはっきりとした声で読む。みんなを振り返らせるくらい。全部を完璧にしようと思わないで、一つずつクリアしていく。
・勉強は回復するための手段でしかない。回復したから勉強をしているのではない。
畑に出られないのを申し訳ないと感じる必要がないのは、それだけの重さが勉強にもあるから。実際に受かるとか医者になるとか以前に、勉強という手段を使って回復していくことであって、それを忘れてはいけないし、そこから逃げてもいけない。野菜を育てる時と同じように、何か問題が起きたり上手くいかないことがあったとしても、それが解決されるまで徹底的に向き合わないといけないし、その中に楽しさもあるはず。それがちゃんとできるようになったら、問題の読み間違いとかもなくなるはずだし、勉強そのものを楽しめるようになる。
・評価される人でなくて、ちゃんと自分が評価する側、能動的になれたら試験でも相手に聞かれたことに正しく答えられるようになる。
・自分がこうなりたいという理想をちゃんと持てていない。今の自分がどうであっても、毎日これから回復していく前提での今の自分を演じる。これからのなのはなファミリーのみんなや周りのみんなの希望になれるように、今の精一杯で良くなるために目の前の出来ることに向かう。それが自分から完全に離れることでもあって、摂食障害から回復していくということ。そうしたら昨日の自分から変わることも恥ずかしいことではない。
・自分を守る気持ちは、100パーセントでも1パーセントでも同じ。ゼロにしないといけない。
・自分は、一人で回復するのではない。みんながいるから回復できる。
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昨日は、夕方もう自分の中ではやけくそな気持ちと怖さとが混じってぐちゃぐちゃな状態でした。何に困っているのかちゃんと言葉にもできなかったけれど、お父さんやあゆちゃんが教えてくださったことが本当の答えなのだと思いました。
話し方をちゃんと変えない限りは、受験に合格するか以前に、別の道だったとしても回復することはできないし、人生が始まらないのだと思いました。
恥ずかしさとか怖さとか、今までずっとそれらから逃げて自分を守ってきてしまっていたけれど、ここでは本当にみんなが一緒に回復していく仲間で、今までのような敵ではないです。
自分は本当に一人ではなくて、お父さんお母さん、みんながいるから回復していくことができます。それを本当に本当に信じて乗り越えたいです。
あゆちゃんが話してくれたことで、勉強は本当に回復するの手段でしかなくて、畑作業と同じくらい中身のある毎日になっていないとおかしいよということも心に刺さりました。
もちろん、今は1か月単位、1週間単位、それから毎日で目標を立てて勉強を進めていて、毎日それをクリアすることで達成感は感じられているけれど、今はどこか勉強の中身自体を本当には楽しめていなくて、だから自分が楽しいかの基準で言ったらみんなと畑に出ていたり、当番をしている時間の方が楽しいと感じてしまっているのだと思いました。勉強自体がいつの間にか一人プレーになってしまっていて、それもあって、食事のコメントで勉強のことを話すことに抵抗があったり、勉強は目に見えることというよりは紙の上で分かりにくいし、みんなの話題からは外れているから話しちゃいけないんじゃないかと自分で決めつけてしまっていたのだと思います。
今、勉強のことで言うと、数学と古典を中心に進めていて、お父さんに教えてもらっているように、とにかく暗記を徹底してやっています。数学に関しては、すでに覚えた問題、まだの問題の線引きはつけていて、最終的に全部を覚えられるように、まだの問題を〇にできるようにとしているけれど、その覚えた覚えていないもゼロか百になっていなくて曖昧になってしまっているのかもしれないとも思いました。それがもっと自分の中ではっきりと白黒つけられるようになって毎日得たものをもちゃんと明確に言葉にできるようになる必要があると思います。
今は、色々考えずに話し方を変えることを最優先にしてちゃんと自分の殻をぶち破りたいです。
お父さんお母さん、みんなのことを信じてちゃんと変わりたいです。