「破れかぶれで清々しく」 りんね

5月28日

〇泥んこ運動会

 今日は、午後に泥んこ運動会がありました。あゆみちゃん家族、のぞみちゃん家族、永禮さんも来てくださり、大勢で池下田んぼへ向かいました。
 泥にまみれる服装をして、泥んこの田んぼの中へ飛び込んでいけたことが、嬉しかったです。

 今回、泥んこ相撲では長期戦が多かったです。みんなの体力とか、粘りが強くなってきているとお父さんたちも言っていて、嬉しいなと思いました。
 私は一番最初のあんなちゃんとの試合で、出せる力の全ては出しました。あんなちゃんはものすごく強くて、どう頑張っても体勢を崩すことはできませんでした。けれど簡単に負けたくはなくて、なるべく全力でぶち当たってから負けたいという思いがあり、それは実現できたということで、良かったです。
 ひろちゃん対つきちゃんの長期戦では、ひろちゃんを応援する圧で勝とうと、声を限りに、黄色チームのみんなで応援したことも楽しかったです。

 新種目の目隠しフラッグは、特に見ていて、これ以上ないほど面白かったです。
 あけみちゃんが、一直線にダッシュして、そのまま畔にぶつかってガマの沼に落ちていった光景が、ハイライトとして記憶に残りました。
 私は、一回目でまぐれでフラッグをとることができました。嬉しかったけれど、最後の方は指示をしてくれる子の声も聞こえず、闇雲に手を振り回していた状態でした。
 闇雲に泥の中を徘徊しているみんなの光景が、とてもシュールでした。フラッグのすぐそばを通り過ぎていくこともあって、見ていて面白かったです。

 そのあとの種目も、とにかく全力を出して、体を張ってみんなと向かって行きました。自然と全力が出せることを感じました。みんなもそうだったのではないか、と思います。最後には、全員が頭から足まで泥だらけで、土人のようでした。全身泥だらけで、目だけが光っていて、誰が誰だか分からない。
 綺麗な人が一人もいないくらい、破れかぶれで泥にまみれられたことが、嬉しかったです。

 黄色チームは、残念ながら最下位でした。円の中心で、みんなから泥をかけられました。でも、全員が全力で戦ったことは事実です。一つも悔いはありません。
 泥んこ運動会を終えて、とても眠いです。清々しく戦えたことが、嬉しかったです。

〇ホタル狩り

 夜、みんなでホタルを見に滝川へ行きました。
 滝川に行くと、茂みのあたりにホタルがたくさん、光っていました。大門ハウスの前の、よくホタルが見える堤防にみんなで立って、しばらく見ていました。
 ずっと、この光景が続いてくれていたらいいのにな、と思いました。美しい自然を見ると、儚い気持ちになります。段々ホタルの数も少なくなってきているのだろうと思うと、寂しくなりました。
 でも、来年もその先も、ずっとみんなでホタルを見られたらいいなと思います。みんなで心静かにホタルを見られて、嬉しかったです。

 明日の朝、全員で桃のブルーシート掛けに行けることが、嬉しいです。私はあゆちゃんチームで、石生、池上、奥桃の畑のブルーシートをかけることになりました。
 桃チームのみんなが、丹精込めて手入れしてくれている桃を守るため、少しでも力になれたらいいなと思います。頑張りたいです。