5月26日
*スイートコーンとの夏がすぐそこに
1弾のスイートコーンの摘果をしてきました。
株の1番上の実は残して、そのほかの実はいさぎよく取ってしまいました。1番上の本命の実には、ひげが生えているものも、ちらほら見えました。
ももちゃんと何度も「1番上は残す!」と確認し合ったり、「むいてみるのが楽しみだね」と言いながらやっているのが、楽しかったです。
摘果したコーンをもぎ取ったときの「バキッ」という音や手応えが、すごく気持ちがよかったです。もぎ取られた茎の部分からは水が滴っているのがわかりました。そのスイートコーンのみずみずしさに、ハッとしました。
わたしたちが摘果している間にも、まちちゃんがずっと水やりをしていてくれました。水やりもエンジンポンプを使って、たっぷり与えることができて、畝全体が、黒くしっとり湿っていました。
摘果も水やりも、この手入れが、まっすぐにスイートコーンの未来に繋がっている感覚に包まれて、今日も畑に行くことができて良かったです。
1弾の株の背丈は1メートルを超えて、畑の畝間でしゃがんでいると、なんだか涼しく感じます。ももちゃんがスイートコーンの横に並んで「わたしの身長を超える株があるよ!」と教えてくれたりもしました。
ああ、ついに来た、と感じました。
本当に夏が来た、本当にとうもろこし畑になってきたなあ、と、むずむずするようなうれしさを感じます。
夜、摘果コーンの皮むきを、何人かの子が手伝ってくれました。
さきちゃんとりなちゃんとももちゃんと、『皮むきスピード対決』を開催したのですが、優勝は、同じく15個だった、さきちゃんとりなちゃんでした。そのあとも決勝戦対決で、『立派な摘果コーン対決』をして、さきちゃんがチャンピオンに輝きました!
さきちゃんが「摘果コーンの皮むき、すごく大好きなんだ」と言って、笑顔で来てくれたことが、うれしかったです。
「少しやらせてー!!」と、さくらちゃんやせいこちゃんも来てくれて、みんなが手を貸してくれたことが、本当にありがたかったです。
農産倉庫で、みんなと肩を並べて、山盛りのコンテナ囲んで…。そういえば、昨年もこうやってたくさんの子が来てくれて、皮むきをやったなあ、なんて思い出したりもしていました。
昨年もスイートコーンを担当させてもらったけれど、同じ野菜だとしても、時と場合と人が違えば、全く違ってくるんだなあと、強く実感します。
今年のほうが上手くいっていること、上手くいっていないこと、感じることはあります。けれど、今のわたしたちで、今畑に居る野菜たちを大切に元気に育てていきたいです。
きっと、すぐに通り過ぎていってしまう夏だから、思いきり、みんなと夏を楽しみたいです!