5月22日
●良い作業をしたい
午後、雨が降ってきたので、みんなで桃花づくりを進めました。
お父さんが以前教えてくださった「分業式」で、桃花の丸めの工程を進めました。折られたパーツにボンドを塗る人、それを張り合わせる人に分かれて作っていってくれました。
わたしは、桃花の組み立ての工程をしていたのですが、丸めの工程が、明らかに速くなっているのを感じました。
わたしの隣で、りんねちゃんとまなかちゃんが専属で丸めを作って、こちらに完成したパーツを送ってきてくれました。次から次へと、ぽんぽんぽん、とパーツが山になっていって、どれだけ組み立てるのに使っても、そのパーツが切れることはありませんでした。
今までは、組み立てをしていると、丸めパーツが途中で無くなってしまって、組み立ての手が止まってしまうということが、何度もありました。
それが、今日は、
「誰も止めなかったら、半永久的に作り続けられるんじゃないか?!」
と思ってしまうくらい、初めから最後までずっと、ひたすらに組み立て続けることができました。
そして、丸めの子や、みんなのスピードの波にも乗せてもらって、わたしもスピードを意識しながら、作ることができました。今まで、綺麗に作るためには丁寧に慎重にやるべきだと思ってしまっていたけれど、そんなことはないと、はっきり気が付きました。
お父さんのように、迷いなく無駄なく、ワンアクションで決めてしまって、多くの数の桃花を作れたほうが、すごく楽しくて、気持ちがいいです。
お父さんの、「良い作業とは、スピードが速くて綺麗なもの」という言葉、そのとおりです。
今日は、この1時間で74個の桃花を作ることができました。ものすごい進化だと思います!
つい先ほどまで、ひろこちゃんとしなこちゃんと、「もっと綺麗に速く作れるようにしたいね」「ほかの工程も分業にしてやってみようか」と、桃花会議をしてきました。これで、もし、とってもいい方法が見つかったら、桃花づくりが大きく変わるかもしれないと思うと、わくわくしてたまりません!