「謙虚に、目の前の目標に向かって」 ふみ

4月20日

 出勤する道中に、藤の花が咲いているところがいくつかあります。
 今日は気温が高かったからか、仕事から帰る夕方には、朝よりも花が咲いていました。
 なのはなの駐車場からの坂道に咲いている藤の花は、少し白っぽい紫色をしているのですが、出勤途中に咲いている藤の花は、紫色が濃くて、色の違いも感じられて、出勤途中に藤の花を見るのが、最近の一つの楽しみでもあります。

 昨日の話になってしまいますが、ダンス練習をしたり、夜は太鼓の練習に行ってきました。
 ダンス練習では、つつじ祭りに向けて、ビリーバーの振りで変更があるところをまえちゃんに教えてもらって、練習をしました。
 つつじ祭りは、外でのイベントなので、両膝を地面につくところを、両膝がつかない振りをまえちゃんが考えてくれて、今までの振りよりも強度が増して、厳しさもある振りがすごく格好良かったです。まえちゃんが考えてくれた振りを厳しく踊れるように、練習頑張りたいです。

 夜は、太鼓の練習に行き、『那岐おろし』を練習しました。
 大太鼓の打ち出しのところのリズムが私が今の課題の一つでもあり、どんどん速くなっていくリズムをイメージしながら叩くのが難しくも感じます。
 少しずつは以前よりも叩けるようになってきたけれど、イメージにはまだほど遠いなと感じます。

 昨日は、演奏をすると、全体の音がすごく大きく聞こえました。
 竹内さんも、「音が出るようになってきた。太鼓が可哀想なくらいだ」と笑いながら話してくださって、音がパワーアップしていくのが嬉しいです。
 音が大きくなっていくのと同時に、気持ちも強くなっていくように思います。太鼓の練習が毎週水曜日にあって、私のなかで太鼓が一つの節目のようなサイクルになっていて、気持ちも頭も整理されていくように感じていて、みんなと太鼓に通わせてもらえることが有り難くて嬉しいです。

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 お父さんが以前、ハウスミーティングのときに、集中力は人間は1分くらいしか持たないから、ここぞというときに集中することが大切だと教えてくださいました。
 太鼓でも、太鼓を叩く瞬間に力を入れるように、ここぞというときの力の入れ具合が大切なんだなと思いました。
 私は、力の入れ具合が苦手だなと感じます。最初から全力でやって、後で息切れを起こしてしまうことが多くあります。
 フルマラソンを走ったときも、後半の10キロメートル地点で苦しくなってきて、力が残っていなくて、ばててしまうことがありました。

 調子が良いからといって、ペースを上げすぎるのではなくて、目の前のあそこの家の角まで頑張ろう、次はあそこの曲がり角と、目の前の目標に向かって淡々と走り、それは、日常でも同じなのだと感じました。
 調子が良いからといって、思い上がったりするのではなくて、いつも謙虚に、目の前の目標に向かって、走ることを意識して過ごしていきたいです。