「心を開いて」 りんね

4月17日

〇草敷き

 今日の午後は、さきちゃん、ちさちゃん、まよちゃん、みつきちゃんと草敷きツアーをしました。
 キャベツ、ニンジン、小松菜の草敷きを回って、午前中に刈ったばかりの新鮮な柔らかい草を敷いてくることができて、嬉しかったです。

 キャベツは、今朝ほしちゃんと一緒に見回りに行ったとき、第1鉄塔上の畑の第2弾が、立て続けにネキリムシの被害を受けていました。
 被害があった株の土を掘ってみると、ものすごく大きなネキリムシが出てきて、これは連続犯だと思いました。
 まえちゃんに相談して、第1鉄塔上の2弾を、午後の草敷きの作業に入れてもらって、ありがたかったです。約30株ほど、被害が出てしまって、これは見回りにちゃんと行けていなかったからここまでになってしまったと反省しました。

 みんなで、被害があったところにいたネキリムシは全部捕殺し、いい草を敷いてくることができて、ほっとしました。15株、前回の定植時に余った苗を補植することもできて、良かったです。
 被害を受けていない株はどれもすごく元気で、順調に成長しています。早くネキリムシにやられないくらい大きく育ってほしいなと思います。
 また河原下のキャベツの草敷きや、1・2弾の追肥土寄せ、それから3弾のネット掛けも早いうちに行えたらいいなと思います。

 ニンジンの畑では、ニンジンの芽が8,9割も出ているのが見られて、すごいなと思いました。まだ双葉の状態ですが、ぴよっと伸びている双葉がとてもかわいらしかったです。
 今年は芽出しをしていないし、品種もたくさん撒かれているけれど発芽が揃っていて、担当のまりのちゃんたちの手入れが行き届いているのだと思いました。

 ニンジンや、小松菜は、条間に草を列で敷いていきました。そうするとかなり草敷きも早くてやりやすかったです。

 さきちゃんがリーダーをしてくれていて、飄々としていながら、スピード感やいい作業を進める意識、やる気のある声掛け、空気感が、素敵だなと思いました。
 私は、頑張ろうとするとどんどん余裕がなくなってしまうのですが、さきちゃんはみんなを和ませる余裕とスピード感、情熱を兼ね備えていて、すごくかっこいいなと思いました。一緒に作業していても、とても安心して、達成感を感じられました。

 みんなと草敷きをたくさんして、ネキリムシから野菜を守ってくることができて、嬉しかったです。

〇ダンス練習

 午前は、ゆりかちゃんが前から見てくれて、4曲のダンス練習がありました。
 最初に踊ったのは『オテア・ルミア』で、多分コンサート以来だったのではないかと思います。
 覚えているかどうか、心配だったのですが、一度みんなで確認をすると、自然と思い出すことができました。

 手作りの竹でできたプイリを打ち鳴らしていると、原始的な喜びのようなものを感じました。コンサートまで練習してきたこともあって、以前苦手だったところがやりやすくなっていたことも嬉しかったです。
 また、以前よりもこの曲が好きになっていることも感じました。長くみんなで演奏を続ける中で、より好きになっていけること、より気持ちも動きも揃えていけることが、嬉しいなと思いました。

 『シェイプ・オブ・ユー』の、新しく踊るメンバーのキャッチアップもしてもらいました。
 動きが難しいところを、一つひとつ分かりやすいように、そして動きが揃えられるように教えてもらいました。
 ゆりかちゃんに動きを教えてもらうことで、今までできなかった動きができるようになったり、より動きやすくなったりして、とても嬉しかったです。
 けれどまだ、できないところもあるので、みんなの中で自信を持って踊れるように、練習していきたいと思いました。

 『ビューティフルピープル』『グレイテスト・ショー』の練習もありました。
 つつじ祭りに向けて、ダンスできることがすごく嬉しいな、と思います。気持ちも含めてなのはなの子として表現ができるように、普段からの心持も磨くことを意識したいと思いました。

〇ハウスミーティング

 夕方は、月曜日のハウスミーティングがありました。

 お父さんに、山小屋キャンプのライブ係のことを質問させてもらいました。
 人を楽しませることは、本来難しいこと。ライブを考えることは、難しい。
 見落としていたことでしたが、役割として、雰囲気作りとして照明や座る位置、休憩時間のことをしっかり考えて作ることも大切だと教えてもらいました。
 ライブのお話の内容は、3つくらいのことを係で考えて、後はお父さんお母さんにお任せ、でもいいと教えてもらいました。
 みんなが聞いて面白いことは、普段の集合やハウスミーティングのお話で、聞いていて面白い話題を考えると、自然と分かると思うよ、と教えてもらいました。
 お父さんからアドバイスを頂いて、またライブ係のみんなに伝えたいな、と思ったし、考えていくことも楽しみになりました。

 また、みんなからの質問の答えも、印象的でした。
 人前に出るとき、お父さんは自分としてではなく、「なのはなのお父さん」として立つこと。みんなに喜んでもらえるように、と思ってのことだから、変に緊張することは無い。

 自然から学ぶということは、自然そのものの在り様から圧倒されるほど生命の力を感じること。
 真夏の深い草の中に入ったときの、むっとする草いきれ。大きな木に聴診器を当てたときに聞こえる、木が水を吸っているザーッという音。果てしない海の波の音。
 理屈ではないところで、自然そのものが教えてくれるものがあることを、改めてお父さんに教えてもらえて、嬉しかったです。

 また、食事の席でのコメントは、流暢に話せる人はあらかじめ話す文章を決めているから話せるというわけではなく、心を開いているからだよ、と教えてもらいました。
 なのはなでも小さなももかちゃんや、りなちゃんは、時々話し出すと止まらなくなるくらい、話したい気持ち、伝えたい気持ちが勝っていて、心を開いて話している。
 家族だから、上手にコメントできなくってもいい。心を開いて伝えたいニュースを話したらいいことを教えてもらえて、とても嬉しかったです。

〇明日の朝

 明日の朝、せいこちゃんたちのレタスチームが河原の見回りに行くときに、キャベツチームのほしちゃんと私も誘ってもらいました。いつも気にかけてくれていて、とても嬉しいな、と思いました。
 明日は第1鉄塔上の見回り、補植した株の水やりをしてから、河原へ行こうと思いました。朝からほしちゃんたちと見回りに行けることを思うと、すごく嬉しいです。