「1つの社会で」 ななほ

4月15日

 今、なるちゃんとゆずちゃんに教えてもらって、『シェイプ・オブ・ユー』のダンス練習をしました。
 
『シェイプ・オブ・ユー』は私にとって憧れの曲で、よくダンスメンバーのみんなを見て、手だけで振りを踊っていたのですが、来月に予定しているツツジ祭りでは、新しいメンバーでこの曲を踊ることになり、私もチープスリルズから引き続きで、シェイプ・オブ・ユーを踊れることがとても嬉しいです。

 この曲は“ニュアンス”が多い曲で、ざっくりは踊れても、微妙な身体の角度や近い方で上品さや粘り、タメが違って、曲の印象が変わってしまうのでとても難しいです。
 でも、力強くタメのあり、それでいて切れ味のいいこのダンスを踊っているとすごく力強い気持ちになって、ツツジ祭りに向けて、よりブラッシュアップしていきたいなと思います。

 また、『チープ・スリルズ』の4人で集まって練習した時間も楽しくて、これまでも、つきちゃん、りんねちゃん、りなちゃんとは一緒にチープスリルズを踊ってきたけれど、少しの期間が空いても、息がぴったりで、向かい合わせにいるつきちゃんの笑顔を見ると、元気になります。

 『チープ・スリルズ』はすごく自由で伸びやかな振り付けで、踊っていても開放的だし、少し壊れてたくらいに既存の価値感をぶち壊して、見ているお客さんに新しい世界を見せるくらいの気持ちで、表情や気持ちも作っていきたいです。

 話は変わるのですが、今日、勉強した内容がウィンターコンサートのお父さんの脚本と重なって、とても面白かったです。

 テキストなのでそこまで掘り下げた内容は書いていないのですが、視床下部が本能を司る大脳辺縁系と連携をとり、大脳辺縁系からの影響を強く受けていること。そして、理性で物事を判断している大脳皮質が大脳辺縁系を支配していることで、人間は本能と理性のバランスをとりながら生きていること。
 そこに強い不安や心配や、本能的な喜怒哀楽にかかわる出来事が起こると、理性が暴走して感情を制御し、そのひずみが原因で情報が上手く伝わらず、視床下部もバランスが崩れてしまうことなど(テキストにはもっと細かく書いてあるのですが)、いつもお父さんのお話を聞いていたり、ウィンターコンサートの脚本で演じたからこそ分かる答えや、興味、感じることがたくさんあってとても面白いです。

 また、臨界期のことも調べたり、まとめたりすればするほど、奥が深いのを感じるし、私たちの摂食障害とも、現代社会における問題とも直結していて、なのはなで勉強させてもらえることがありがたいなと思いました。

 無事に5月の試験に向けてのレポートは書いて提出できたのですが、それもなっちゃんがいてくれたから乗り越えられたし、コピーやパソコンの設定もかにちゃんが見てくれて、書いたレポートも物書きのお父さんがチェックしてくれて、改めてなのはなファミリーの環境がすごいなと思ったし、なのはなは1つの社会で、1人ひとりの存在や活動があるから成り立っていて、こんなに素敵なお父さんお母さんや、お姉ちゃん達がいてくれて幸せだなと思いました。

 また試験勉強もあったり、キャンプまでに次の4科目のレポートも書きたいので、集中して勉強も進めていきたいし、ダンスやキャンプ準備なども気持ちを切り替えて楽しみながら向かいます。