「言い尽くせないほど」 るりこ

3月28日

○ソフトバレー

 昨晩のことですが、夜のソフトバレーがとても楽しかったです。
 昨日は人数が少なくて、10人しかいなかったのですが、お母さんも入ってくださり、11人でやりました。人数とメンバーの都合上、固定のチームは解体して、○○派対決で勝負することにして、普段は相手チームになる子とも、昨晩は同じチームになってプレーすることができました。

 特に印象的だったのは、さきちゃんとつきちゃんとゆきちゃんとチームを組ませてもらったときで、相手にはお母さんとちさとちゃんとせいこちゃんとえみちゃんがいました。見るからに相手の方が強そうで、実際に強かったけれど、もうそうなったらがむしゃらにやるしかない、と思って、4人で声だけは負けないくらい出して、ボールを追いかけました。取れても取れなくても、とにかくボールを追って、大きな声を出していたら、全然ダメだけど、それでも楽しさの方が勝って、チームワークだけは抜群だった気がしました。さきちゃんもいつもよりボールに食らいついていたし、つきちゃんとは衝突しながらも、2人でボールを返しました。

 結果は15対5くらいで負けました。でも悔しさとか惨めな気持ちはまったくなくて、むしろやり切ったというすがすがしさでいっぱいで、さきちゃんともつきちゃんとも、「楽しかったね」と言って、終われました。誰が悪かったとか、そういうものは微塵もなくて、みんながみんな全力でやれたから、悔いはない、という感じでした。

 その時、上手く言えないけれど、本当に本当に言葉では言い尽くせないほど楽しくって、これが自分が感じてこられなかった本当の楽しさであって、自分をさらけ出す解放感はこういう状態なのかなと思いました。なのはなでやるスポーツは、そういうことを感じさせてくれる気がします。

 その試合以降も、せいこちゃんやさくらちゃんとも組ませてもらって、いろんなチームで戦いました。昨晩は人数が少なかったけれど、一人ひとりが楽しんでいて、8時45分になるから、みんなはもう終わりたいかなと思いながら、「もう1試合したい人?」と聞くと、みんなが、「やろうやろう」「やりたい」と言ってくれて、誰1人、もう終わろうよという子がいなくて、そのことがすごく嬉しかったです。結局、21時までやりました。

 みんながそうだからか、昨日の試合はどれも拮抗して、本気でやって、15対13などの試合ばかりでした。
 こうして、たまにチームの垣根をこえて試合してみることもいいのかもしれないと思いました。