３月２６日
１日が７２時間あったんじゃないかというくらいに、かりんちゃんとみんなと過ごした時間が、たっぷりと充実していました。
まず、朝食からスペシャルでした。朝に台所前を通ったら、りゅうさんの楽しそうな笑い声がして、もしかしたらスペシャルメニューかもしれない？ と、わくわくしていました。
そして、朝食の席に着いたら、朝食というよりはブレックファストと言いたいような、お洒落なプレートが。ふわふわのスクランブルエッグに、ケチャップとマヨネーズに、ブロッコリーの付け合わせ。カラフルな朝食で、カラフルな１日を予感しました。
午前は、かりんちゃんの撮影会。体育館に行けば、天使のように可愛い、２歳のかりんちゃんの写真が飾られていました。かりんちゃんが小さな身体でクワを持っている写真もあり、そのときの撮影風景を想像して、あたたかい気持ちになりました。
そして、高校生になるかりんちゃんの撮影です。最初は、白いドレスを着ての撮影です。かりんちゃんが、お姫様みたいに可愛くて、上品で、ずっと見ていたくなるくらいに綺麗でした。
他にも、黒くてシックな衣装、青いドレス、シードの衣装など、たくさんの衣装を着こなすかりんちゃんが、格好良かったです。ドラえもんの衣装や、宇宙人になったみつきちゃんが一緒に写ったり、グレイテストショーの衣装で一緒に写らせてもらったり、たくさん遊んだのも楽しかったです。
みんなで「可愛い！」「綺麗！」と言って、かりんちゃんを囲んでいる時間が、幸せでした。かりんちゃんのことも、もっと大好きになったし、かりんちゃんのことを一緒にお祝いしているみんなのことも大好きだ、と思いました。
午後の一番最初に、『グレイテストショー』の演奏とダンスを、かりんちゃんにお披露目しました。私は、このダンスにとても憧れていたので、ダンスに入ってみんなと踊れたことが、とても嬉しかったです。
曲中で、高音で叫ぶ部分をやってみないかと言われたときは、サプライズでしたが、とても楽しそうでワクワクした気持ちになりました。ダンスを踊っていた人が途中でステージに上がって叫ぶのは、見ている人も楽しいだろうなと思いました。
試しに歌ってみたら、とても高い音なので驚いて、本当にここだろうかと思ってあゆちゃんに確認したら、やはりその音でした。あゆちゃんが、「えっちゃんをひとりぼっちにはしないから大丈夫だよ」と言ってくれて、その言葉が優しすぎて、勇気が出ました。
バンドと合わせたときは、上手く叫べなくて、もどかしかったけれど、バンドの中でマイクを持ったときの緊張感が、楽しかったです。１フレーズだけでこんなに緊張するのだと思いました。たくさんの曲を堂々と歌う、あゆちゃんやよしえちゃんやさきちゃんが本当に凄いと、思いました。
そして本番です。一瞬だったけれど、とても楽しかったです。パントマイムのふりや、ドラムを叩く振り付けを踊っているとき、みんなの一部でいられることがとても嬉しかったです。そして、曲の途中で、全力で走ってステージに乗って、叫んで、また走ってダンスに戻って踊るときの緊張感と高揚感が、本当に一瞬だったけれど、とても心に残っています。初お披露目で未熟な部分もあったのかもしれませんが、途中経過の全力を出して、かりんちゃんに向けて表現をした時間が、とても楽しくて幸せでした。
午後からは、ソフトバレーをしました。楽しみな気持ちとドキドキする気持ちとがありました。背の順で並んで、身長が均等になるようにチーム分けをしました。
私は、ひろちゃん、ひろこちゃん、ななほちゃんと同じチームになりました。何と心強いチームなのだろう、私は穴にならないように頑張らなくてはと、思いました。
私は球技に苦手意識が強くて上手く動けないけれども、ソフトバレーをしていて、チームのみんなの優しさを感じて、ソフトバレーが楽しかったです。アタッカーのひろちゃんが、どんなボールが来てもセッターの私に取りやすいボールを上げてくれて、そんなひろちゃんが優しくて格好良いと思いました。私が取りにくいトスをしてしまったときでも、ひろこちゃんがカバーをしてくれました。チームのみんなの優しさをたくさん感じました。
そして、私たちのチームは、全勝することができました。私はまだボールに対する苦手意識はあるけれど、ミーティングをしたからか、責められているような感覚がなくなってきていることに、気がつきました。もっと認識力を上げて、高いレベルでソフトバレーを楽しめるようになりたいです。
消灯時間が来てしまいました。濃くて幸せな１日が、とても嬉しかったです。明日も楽しみです。
