
3月26日のなのはな
昨夜、かりんちゃんがなのはなへ帰ってきてくれました。かりんちゃんが、「帰りました!」と笑顔で言ってくれて、変わらない明るい笑顔に、とても嬉しい気持ちになりました。12月のウィンターコンサート以来だとは思えないぐらい、かりんちゃんがなのはなのみんなの中に、自然に溶け込んで過ごしている姿がありました。
私たちは、かりんちゃんが帰ってくる日を心待ちにしていました。プチサプライズで、かりんちゃんの写真館を開くための準備を、みんなで進めました。体育館を、お花やハニカムボールで飾りつけし、撮影用の大きなスクリーンをいくつも垂らしました。
山小屋にあった、2歳のかりんちゃんを撮った写真。体育館に飾られた、綺麗な額縁に入った写真の中には、小さなプリンセスのような、可愛いかりんちゃんの姿が映っていました。頭の上には、アジサイのような小さな花が散りばめられていて、白い衣装を着た幼いかりんちゃんの、真っ直ぐな眼差しが今も変わらなくて、写真を見ていると、とても心が温かくなりました。
今年、高校1年生になるかりんちゃんを、なのはなの家族みんなでお祝いする気持ちで、かりんちゃんの写真館を開きました。かりんちゃんに喜んでもらえるような時間に出来たらいいなと思いました。
綺麗にお化粧をして、白いドレスを身にまとっているかりんちゃんの姿が、本当に綺麗で、眩しくて、お姫様のようでした。ライトや、銀マット、思い思いの物を持って、みんなでかりんちゃんを囲んで、かりんちゃんを包み込んでいる時間が、とても温かくて幸せな気持ちになりました。光を浴びて、目の奥をキラキラして、カメラに向かっているかりんちゃんの笑顔が、とても尊くて、綺麗で、私達も、かりんちゃんの姿にたくさん心が癒されていきました。
2つ目のブースでは、少し遊んで、子供組も飛び入り参加しました。衣装は、以前、子供組のみんなと一緒に作った、なのはな葉っぱ隊衣装。緑のスパンチューブに、手作りのティーリーフスカートを履きます。衣装は5人分、かりんちゃんと子供組の人数を合わせると5人で、このために作っていたのか、と思うぐらいぴったりだったのが、とても嬉しかったです。
かりんちゃんとも一緒に、葉っぱ隊の衣装を着られて、とても嬉しかったです。かりんちゃんを子供組の4人で囲んで写真を撮ります。かりんちゃんのお祝いの写真を、なのはなの子供組のみんなと一緒に撮れたことが、ありがたくて嬉しかったです。目の前には、たくさんの家族が温かく見守ってくれていて、包まれているような感覚に心が満たされました。
写真撮影は、次々に移り変わります。背景も変わって、衣装も変わって、かりんちゃんは大忙し。私達も、もう一つの出番の準備をしました。
「なりたいキャラクターは?」のかりんちゃんの答えは……ドラえもん! ということで、子供組で、ドラえもんに出てくるキャラクターに大変身して、ドラえもんの実写版を再現することになりました。
まえちゃんやななほちゃんが衣装考案をしてくれて、それぞれのキャラクターにぴったりの衣装が用意されていました。のび太君は、赤いシャツに青い半ズボン、しずかちゃんは、ピンクの衣装……。どれも、アニメの世界から飛び出してきたかのように、そっくりで、ドラえもんのキャラクターに大変身した気持ちになれました。
かりんちゃんは、ドラえもん。胸ポケットも、鈴も、赤い鼻も、白い手も、細かなところまで衣装で再現。赤い鼻がチャーミングポイントで、ドラえもんになったかりんちゃんが本当に可愛くて、近寄りたくなるぐらい愛しくて、のび太君はきっとこんな気持ちなのだろうと思いました。
どこでもドアからぴょこんと顔を飛び出して、写真撮影。かりんちゃんの好きな、ドラえもんの世界を子供組で再現出来て、その時間がとても楽しかったです。
午前の時間が、あっという間に感じるぐらい、幸せなひと時でした。たくさん衣装の早着替えがある中でも、かりんちゃんが終始笑顔で居てくれて、嬉しかったです。かりんちゃんの節目となるこの時期に、なのはなの家族みんなでかりんちゃんをお祝い出来たことが嬉しかったし、かりんちゃんが、目に光をいっぱい入れて、はじけたような笑顔に、たくさんたくさん幸せな気持ちをもらいました。
午後の初めは、2月から全員で練習している曲、『ザ・グレイテストショー』のお披露目がありました。以前ウィンターコンサートで演奏してから、また、新しいメンバーで、新しい編成での2回目の演奏でした。
この日を目標に、みんなとダンス、バンドの練習をしてきました。私は、今回初めてグレイテストショーのダンスに入りました。ザッザッと全員列になって、前に歩く場面、全員バラバラの振りをする場面……、1つの曲の中だとは思えないぐらい、1曲の中に、たくさんの色の場面が散りばめられています。曲中に、袖へはける場面もいくつかあって、色んなチームが、入れ替わりながら、ステージの上を繋いでいきます。
1曲の中にストーリーが詰め込まれているようなイメージ。一人ひとりがショーマンです。そして、全員で、1つの大きなショーを作ります。スケールが大きくて、生バンドの演奏は、バスドラムの振動が伝わってくるぐらい、大迫力です。
今のメンバー全員で作るグレイテストショーを、かりんちゃんに見てもらえて嬉しかったです。かりんちゃんに向けて、今のメンバーでできるベストの演奏、ダンスをすることができました。
(りな)
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午後は、勤労者体育センターで、なのはなソフトバレーボール大会が開催されました。
いつもは、月曜、水曜、土曜の3チームに分かれ、夜に試合をしているのですが、今日は家族全員で、同じ時間に同じ場所でソフトボールをできると思うと、とても楽しみでした。
そして、昨日、古吉野に帰ってきてくれた、かりんちゃんとも一緒にゲームができると思うと、とても嬉しかったです。
前半は、身長が偏らないように、背の高さを均等に分けてチームを組み、ゲームをしました。
いつもと違うメンバーでのゲームは、とても新鮮だったし、力も均等に分散していたように感じました。
私は、あやかちゃん、まなかちゃん、ももかちゃんのチームで、曜日も違うし、あまり一緒にゲームをしたことのないメンバーで、しかも、元気いっぱいのメンバーで、やっていても、とても楽しかったです。
かりんちゃんも、同じコートでゲームをしていたのですが、毎週やっているかのように、身体が自由に動いて、何の違和感もなくゲームに参加していたのが、さすがだなと思いました。
後半戦は、いつもの曜日別のチームでのゲームです。
私のチームは3人なので、かりんちゃんが入ってくれて、一緒に試合をできたことが、とても嬉しかったです。
かりんちゃんが、全力でボールに向かい、勝ったら全力で喜び、負けたら全力で悔しがる姿が真っ直ぐで、一緒にしていて、私も力をもらえました。
どんなボールも諦めずに追いかけて、ボールを繋いでくれるかりんちゃんと、一緒のチームでゲームができて、とても心強くて嬉しかったです。
そして後半戦は、「3点差以内で勝つ」というルールでのゲームでした。
あまり点数が開きすぎると面白くないので、自分のチームが勝ちすぎていると思ったら、相手チームが打ちやすい球を返して、点数が開きすぎないようにして、点差を3点以上つけることなく勝つ。という、お互いのチームが楽しめるというルールです。
0か100にならないように、力を加減するのが難しかったし、相手のモチベーションに流されてしまって、流れをコントロールするのが、とても難しいと思いました。
お父さんが、「相手に点数を取らせても、流れは渡さないゲームにする練習でもある」と、話してくれました。
モチベーションを落として、またすぐに持ち上げる。という風に、気持ちの切り替えが難しく、メンタルの面でとても鍛えられると思ったし、相手が取りやすいボールを返す、利他心のルールが、楽しいと思いました。
自分はまだまだ、モチベーションのコントロールもできていないし、0か100になってしまっているので、このルールでもっと楽しめるように、練習していきたいです。
かりんちゃんが1週間いてくれることが嬉しくて、初日にバレーボールを一緒にできたことが嬉しかったです。
そして、なのはなで過ごす時間を楽しんでくれたらいいなと思います。
今日は、家族みんなで、ソフトバレーを2時間半たっぷりとできて、心も身体も開放的になったような気がして嬉しかったです。
(よしえ)