【3月号⑫】「村田先生とのセブンブリッジ大会 チームの行く先はいかに!?」つき

  
 セブンブリッジ大会、村田先生スペシャル! 久しぶりになのはなファミリーへ来てくださった村田先生と、二月のセブンブリッジをすることができました。

■村田先生と

 ペンギンをお好きな村田先生にちなんで、会場のリビングには、実行委員さんが切り絵で作ってくれた雪の結晶がたくさん散りばめられた白布が一面に張られ、氷の世界が広がっていました。六つのリーグは六種類のペンギンの名前がリーグ名になっていて、ほしちゃんや、まなかちゃんが描いてくれた各種類のペンギンの絵が、すごく生き生きとしていて、かわいかったです。

 まずは実行委員をしてくれているお仕事組さんの寸劇からスタートです。まよちゃんが描いてくれた、村田先生そっくりのお面を被ったゆずちゃん。その村田先生を憧れのアイドルのような勢いで、「キャー!」と照れ、恥ずかしがりながら囲んでセブンブリッジをしているメンバー。
  
  
 村田先生が出したハートのカードの店に、次から次へとハートを付けていき、最後にはエースからキングまで、すべての数字がハートでそろってしまう、というとても面白い寸劇でした。最初からお腹を抱えて、涙が出るくらい笑わせてもらえました。

 そして今回は、村田先生にくじを引いていただいて、出た数字の分だけ、前半戦と後半戦それぞれの最後のゲームで得点が倍になる、という特別ルールが用意されていました。二倍、三倍、四倍のチームが一チームずつ、残念ながらゼロ倍のチームが二チームずつあります。チームの色が貼ってあるくじと、数字が書いてあるくじ、二つのくじを全六チーム分、村田先生に引いていただいて、組み合わせを決めます。次は何色チームか、そしてそのチームは何倍になるのか、全てが村田先生の手にかかっている、緊張の瞬間が続きました。
  

  
 今回、村田先生は青チーム。青のくじを引いた後の、運命の倍数のくじでは、念を込めながら慎重にくじを引いていらっしゃいました。そして前半では見事、最高数の四倍を引き当て、村田先生のスターぶりを発揮! 

 ですが、後半のくじでは残念ながら最低数のゼロ倍……。それでも、残念がるリアクションで、会場をわかせて楽しませてくださいました。

 ゲームがスタート。村田先生は、ボーイングチームののんちゃんとペアです。一試合目、静かに試合が進んでいるリーグもあれば、早速一発上がりをして悲鳴が上がっているリーグもある中、村田先生とのんちゃんペアは、なんと一試合目からマイナス千点の失点……。久しぶりのセブンブリッジで、村田先生にのんちゃんがルールを説明している間にあがられてしまったそうです。

■いつでも本気

 前半は、一発上がりの声が頻繁に聞こえてきました。チームに偏りなく、各チームのどこかしらのペアが一発上がりをしているのではないか、というあゆちゃんの実況も聞こえてきて、接戦の様子がうかがえました。

 私のリーグでは大きな波乱はなく、粛々とゲームが進んでいましたが、私の手元に来るカードは、毎回必ずジョーカーや七が入っていて、ドキドキのゲームが続きました。
  
  
 とりあえず早めにジョーカーは使ってしまって、欲張らずに謙虚に、という姿勢を崩さずに頑張りました。最終的には七百点くらいのプラスで、リーグ内では一位で前半を終えることができて安心していました。

 村田先生とのんちゃんペアからは、若干どんよりとした空気が感じられ、喜びの声は一向に上がらず、残念ながら前半は一回も勝つことができないまま終わってしまったようです。相変わらず、なのはなのみんなはいつでも本気。村田先生に楽しんでいただきたい、一緒に楽しみたいと思う気持ちでいっぱいなのに、本気でゲームに向かうために、なかなか先生を勝たせることができない、何とも接待のできないなのはなファミリーなのでした。

■驚きの展開

 休憩でおやつをいただきながら、前半を終えての中間結果発表! 六チーム中、四位から発表です。四位は……ジャカジャカジャカジャン、“青チーム!”。村田先生は勝てなかったけれど、他の青チームのみんなが頑張ってくれていたようで、安定の四位、という意外な結果に村田先生も安堵の様子でした。

 私はピンクチームで、最下位はないだろうと思って聞いていましたが、三位から一位までの発表が行われてもピンクチームは呼ばれず、嫌な予感がし始めました。最下位争いの五位と六位。せめて五位には入っていてほしいと願いながらも、司会のあゆちゃんの口からはピンクの名前は呼ばれず……。衝撃の最下位に、なんで? としか言えませんでしたが、あゆちゃんによると、ピンクチームは私以外はみんなマイナスだったみたいで、到底太刀打ちできなかったようです。

 精神的ダメージを大きく受けたところで後半戦がスタート。なんとか挽回したい、と思いながらも、私も得点が振るわず、小さく負け続け、マイナスが積み重なっていきました。ピンクチームのみんなも冴えない様子。でも二回くらい喜んでいる声も聞こえたので、最後まで期待は持ち続けました。

 村田先生とのんちゃんペアはというと、後半で運気が回ってきたようです。村田先生が上がった瞬間は、あゆちゃんの実況が響き渡ってリビング中から大きな歓声と拍手が湧きました。村田先生がのんちゃんとハイタッチをし、手を挙げて喜んでいる姿が、私たちもすごく嬉しくて安心しました。

 緊張の最終結果発表。まずは四位からの発表です。安定の四位は、前半と変わらず青チーム。村田先生も大活躍してくださり、四位を保守した青チームでした。
 
 
 前半と同じ流れで結果発表は進んでいき、一位は、前半で二位だったオレンジチームでした。後半でもかなり得点を稼いだようで、まさかの下剋上、驚きの結果となりました。そして、前半に一位だった赤チームは四位までに呼ばれず、赤チームは大混乱。ピンクチームは少しの期待をもって願い続けましたが、五位に呼ばれたのは赤チーム。最下位はダントツでピンクチームでした。

 ということで、今回の罰ゲームは……尻文字〜! 初期のなのはなファミリーでは定番の罰ゲームだったという尻文字をやりました。

■次回を楽しみに

 出題されたお題の文字を一文字ずつ担当して、横一列になって尻文字をして、みんなに当ててもらうという罰ゲームです。

 廊下で準備をしている時、チームのみんなと、ちゃんとわかるように書けているかを見合って、みんなで「かわいい〜!」などと言いながら練習をしていると、罰ゲームとは思えないくらい楽しくてはしゃいでしまいました。

 もうリビングに入る頃には、みんなやる気満々。自分たちで自らピンク色のレイを腰に付けて、腰に手を当てて堂々とリビングに入りました。「かわいいー!」と歓声をくれて、より気分も上々で尻文字に挑みました。
  
 
 課題の文字は、“キタキツネ”。私は“タ”を担当して、当ててもらうまでひたすら“タ”を書き続けるのは、やっぱり少し恥ずかしかったけれど、隣にはるりこちゃんとひろちゃんがいてくれて、二人に挟まれながらしていると、すごく心強かったし、なんだか同志のように思えました。みんなが笑ってくれて、一生懸命解読してくれることが嬉しかったです。

 後半戦は得点が稼げなくて、罰ゲームが待っているかもしれないプレッシャーも感じつつ、毎回ジョーカーがくるカード運に緊張が続き、若干気持ちが萎えてしましたが、この罰ゲームで逆に元気が出ました。心がエネルギーチャージされた、ラッキーな罰ゲームでした。

 最後の村田先生のコメントでは、なかなか勝てなかったことを悔やむ気持ちから、「引退します」という一言や、「本当にみんなは接待ができない!」という冗談で、またみんなの笑いが掴まれました。村田先生のコメントに、温かい気持ちになりました。

 次はちゃんと接待できるように、私たちも成長していたいと思うので、また村田先生と一緒にセブンブリッジができる日を楽しみにしています!

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村田先生と過ごした特別な4日間

 税理士で、なのはな簿記部の先生でもある村田先生がなのはなに来て下さいました。この期間、村田先生と畑に出たり、ゲームをしたり、村田先生と活気のある楽しい時間を過ごしました。

ソフトバレー
セロリの収穫へ

 


 モノポリーやオバケキャッチなどのゲームや、絵描き歌で遊びました!