「3人いたら」 ななほ

3月8日

 今の時刻は、午後9時47分です。今夜は太鼓に行ってきたのですが、ちょっとだけ日記を書きます。
 まず初めに、一言。「太鼓を叩くと、本当に気持ちがスッキリします」。

 今日は朝食前の時間からジャガイモの畝立てをしたり、1日桃の摘蕾をし、たくさん動いて、頭を使って疲れたけれど、太鼓を叩くとその疲れまでも吹き飛んでしまいます。
 まだまだ課題はたくさんあるのですが、個人練習もしっかりとして、左手も柔らかく、自由に使えるようになりたいです。

・秘密基地

 話は変わりますが、りなちゃん、ももかちゃんと私の3人だけの秘密基地を作り始めました。もちろん、場所は秘密なのですが、入り口にはシュロの樹があり、そこから見る景色は南国のようで、今日は3人で下見と、木登りをして過ごしました。

 今日は樹のぼっこを持っていったのですが、地域の方も、「そんな珍しいもの持って、どこ行くん?」とニコニコしながら声をかけてくださり、私たちもその、樹のぼっこを椅子にするために秘密の場所へ向かうのが、とてもワクワクしました。
 私は今まで秘密基地を作ったこともなければ、作れるなんて思っていなかったので、何だか小学生になった気分で、今、ワクワクしています。

 りなちゃんとももかちゃんと過ごす中で、たくさん楽しいことや嬉しいことを感じられます。
 これはたとえ話なのですが、今、お父さんやお母さんに、「3人でアメリカや、北欧などに3か月間、行っておいで」と言われても、英語はしゃべれないけれど、何だか3人いたら何とかなるような、生きていけるような、楽しく困難を乗り越えて、協力して生活できるような安心感や、信頼感、お互いに大好きな気持ち、大切に思う気持ちを感じていて、そのことが嬉しいです。

 ああ、もう少し書きたいところですが、続きは明日にします。今日は大人数で桃の摘蕾をできて、1日で開墾26アール畑のほとんどを終わらせることができて、とても達成感を感じました。

 道中もバディの子たちやみんなとお喋りしながら畑に向かい、その時間も、(こんなに楽しくて、穏やかで、普通の気持ちでいられるのが幸せ)と思うくらい、その日常や、空気が嬉しかったです。
 おやすみなさい。