「開墾26a畑のヨモギスポット」 しなこ

3月4日

 今日も日中はぽかぽかしていて、ピクニックにでかけたくなるような日でした。
 午後からはバディの人と一緒にヨモギ摘みをしに行きました。その時間が楽しかったです。

 私は、さくらちゃんと、つきちゃんと、なつみちゃんと一緒に、開墾26aの桃畑に行きました。古吉野を出て向かう道で、ちさちゃんとえみちゃんペアとルートが同じで目的地も同じだったので、一緒に歩いて行きました。
 天気のいい中、おしゃべりしながら歩いている、それだけですごく楽しかったです。

 つきちゃんが、開墾26aの木の下にヨモギが群生していると教えてくれていて、その場所は遠くからでもわかりました。穴場スポットという感じで、本当にたくさん生えていて、まだフワフワした若いヨモギでした。
 ヨモギを摘み始めると、夢中になって、みんなの手がとまらなかったし、ヨモギのいい香りがして嬉しくなりました。
 ヨモギを摘んでいるときも、おしゃべりをしていて、小学校でやった劇の話や、小人になったら何をしたいか、など話をしていて、楽しかったです。
 ちさちゃんの、「魚に乗って泳いでみたい」という話から、つきちゃんが、「イルカにつかまって泳いだことがある」と話してくれたり、歩いているときに、なつみちゃんは絶叫系のアトラクションが好きだということも知れて、バディの子のことをまた一つ知れて嬉しかったです。

 開墾26aのヨモギスポットに、みんな来るかな、と思っていましたが、私たちが滞在していた間は、散歩で通り過ぎるペアはいましたが、ヨモギを摘みに来たペアはいなくて、意外だったなと思いました。私たちが摘んでいたところは、私たちでも摘みきれないくらいあって、また摘めたらいいなと思いました。夕食のときにみつきちゃんが、開墾26aでヨモギを摘もうとしたら、新芽の部分だけがなくなっていた、と話してくれていたのですが、きっと私たちが最初に摘んでいたんだと思いました。

 さくらちゃんが、フキノトウも見にいきたいと言ってくれて、古吉野に帰る前に梅林に寄ってきました。道の途中で梅が咲いているところがあって、梅の花の匂いをみんなと匂いをかいで春を感じました。先週の春見つけのときのフキノトウはまだ早いかなと言っていたのですが、先週見つけた場所のフキノトウを収穫しました。

 私は開いたフキノトウのイメージしかなかったのですが、さくらちゃんが収穫してくれたものはつぼみの状態のもので、食べられるんだなと知れて嬉しかったです。4つ収穫できました。収穫したものは、ももかちゃんたちが収穫したものと一緒に、ももかちゃんとちさちゃんがかわいくラッピングしていて、お母さんにプレゼントしていて、私も嬉しかったです。

 帰ってからは家庭科室に集合してみんなでしょうやくをしました。
 摘んできたヨモギを洗って、あゆちゃんが鍋で茹でてくれました。
 ヨモギのしょうやくは大変だと聞いていたのですが、みんなでやったら洗いは30分ほどで全部できて、あっという間でした。あゆちゃんが鍋で茹でてくれていたら、ヨモギのいい香りがして、草もちが思い浮かんできました。 
 草もちになるのが楽しみだし、またヨモギ摘みに行きたいなと思いました。