3月3日
今朝から、バディとのキャッチボールが始まりました。
向かい合っているあんなちゃんの「ナイスボール!」「ナイスキャッチ!」という声、笑顔が、すごくうれしかったです。
わたしの投げたボールは、足元の方に行ってしまったり、予想外の方へ行ってしまうこともあったのですが、あんなちゃんは、サッと動いて、変わらず受け取ってくれました。
わたしの番になって、あんなちゃんの投げてくれるボールを受け取ると、「パシッ」という音とともに、グローブには、ものすごい衝撃が伝わってきました。
取ってもらえるのも、取ることができるのも、どちらも気持ちがいいなあと思いました。
あんなちゃんと、ずっとキャッチボールを繰り返していると、まるでボールにも気持ちがあるように感じられてきました。
あんなちゃんのボールがわたしのグローブへと、吸い込まれるようにやって来てくれる。わたしのボールがあんなちゃんのグローブへと、目がけて飛んでいく。
「会話とキャッチボールは同じ」とよく言われているけれど、本当にそうなんだなあと思いました。思いきり投げ合って、思いきり受け取っていると、わたしたちの気持ちも外へと解放されていって、軽くなっていくのを感じました。
わたしは、ソフトボールとか、球技はずっと苦手だったのですが、今日は、「楽しい!」という気持ちのほうが大きかったです。それは、あんなちゃんの笑顔だったり、あんなちゃんには全部知ってもらっている、受け止めてもらえるという気持ちがあるからだろうなあと感じました。
これから毎朝、バディと、ボールといっしょに気持ちも繋がれることがうれしいです。
お昼のバディとのおしゃべりタイムの時間も、すごく楽しかったです。
今日は、あまりに良い天気だったので、「これは、外に出るしかない!」と言って、みみちゃんとあんなちゃんと、お散歩しながら、おしゃべりタイムをしました。明日か明後日に「ヨモギ摘み」をすると聞いて、待ちきれなくって、3人でヨモギのある場所を探して、下見してきました。
あたたかくて気持ちがいいからか、わたしたちの関係が深くなってきているのか、歩いていて、3人の気持ちもゆるくほどけてきているなあと感じました。「四葉のクローバーの声が、聞こえる子がいるんだって」「動物と話せる人もいるんだよねえ」
なんて、なんでもない話ばかりで、ただ歩いているだけだけど、幸せで、ずっと続いたらいいのになあと思いました。
周りの子たちもバディと楽しそうに過ごしている姿を見て、なのはなの校舎の中まで、ほっこりあたたかく包まれているのも、幸せだなあと感じます。
明日も晴れるようで、心が躍ります!ヨモギ摘みに行けますように。