「白と黒の表現」 しなこ

2月24日(金)

 昨夜は版画教室がありました。
 最近、少しずつ版画教室が楽しくなってきました。
 私はどうしても美術系のことに対して苦手意識を持ってしまって、私にはできるだろか、という不安を持っていました。
 下絵を描く時点でも難しく感じていたし、はたしてこれを版画にできるだろうか、という心配がありました。
 私の悪いところで、いつも不安の先取りや心配をしてしまうなと思います。
 でも、お父さんが下絵を見てくれたり、私がわからなかった表現の仕方を実際に絵で描いて教えてくださって、下絵が完成して、教室の時間では、藤井先生が見てくださって、ここはこうしたらいいんじゃないか、とアドバイスをしてくださって、少しずつ前に進んでいるのを感じて嬉しいし、進み始めると楽しくなってきました。
 今は下絵に黒と白をつけて、どこを彫ってどこを残すのかを下絵の時点ではっきりさせていく工程をしています。藤井先生が、「黒と白の割合は7対3」と教えてくださって、黒の部分が多いんだなと思いました。私の下絵は白い部分が多く見えるのですが、全体のバランスをとるために黒の部分も作る必要があるなと思いました。
 まだ墨入れは完成していないのですが、黒と白をはっきりした部分は版画っぽく見えてきて、希望を感じて嬉しかったです。
 教室の時間が楽しくて、絵に集中しているとあっという間でした。藤井先生がみんなの作品を見て回ってくださって、藤井先生とお話ができる時間も嬉しいなと思います。
 お父さんが撮ってくださった古吉野風景を、版画にできるように頑張りたいし、来週の教室も楽しみです。

 

 ミーティングの作文で新たな課題も出されて、提出期限もあって、間に合うかどうか少し不安です。バディの人の作文を読ませてもらえるのも嬉しいなと思うし、私も感想をしっかり書きたいと思います。
 夜の集合のハウスミーティングの話で、感想が書きにくいのは、その人になりきって作文を読めていないからだということを教えてもらいました。作文に入り込んで書けるようにしたいと思います。