「太鼓を叩くと」 ななほ

2月23日

(朝)

 気がついたら、太陽の出ている時間も長くなりました。
 ついこの間まで、夕方の5時を過ぎたらずんずんと空が暗くなっていったのに、今はまだ太陽が35度くらいの角度に出ていて、とても明るいです。

 桃畑に向かう道中では、近所の梅の花が咲いてきているのが見えたり、古吉野の花壇にも、クロッカスやスイセン、お父さんの好きなムスカリも咲き始めていて、春が近づいてくるのを感じます。

 春と聞くと、ちょっぴり切なくなるような寂しさを感じるのですが、また新しい1年の始まりで、新芽も出始めるのだと思うと力強い気持ちがするし、昨日はなのはなでも、レタスやキャベツの種まきがされて、春夏野菜が楽しみです。

・『那岐おろし』

 昨夜は勝央金時太鼓の練習に行ってきました。昨日は自主練習の日だったのですが、かにちゃんに見てもらいながら、『那岐おろし』の譜読みをしていけたことが嬉しかったです。
 この曲はまだ、みんなと演奏をしたことがなくて、譜読みも途中だったので、かにちゃんが1から丁寧に教えてくれて、とてもありがたく感じました。

 新しい編成の『那岐おろし』では、かにちゃん、りなちゃん、さやねちゃん、さきちゃん、あけみちゃんと宮太鼓パートなのですが、宮太鼓のソロ回しでは、組太鼓を入れるなどして、新しい工夫をしたいねと話しています。
 まだ、なのはなのみんなが組太鼓を叩いている姿を見たことがないのですが、きっと、素敵だろうなと想像するだけでワクワクするし、私も最後までみんなのように、力強い演奏ができるように練習頑張りたいです。

 また、『那岐おろし』の練習に入る前に、一回ずつ、『風の舞』『わかば』を合わせたのですが、それぞれの曲で、ジャンケンに勝った子が代表で前から見ることになり、ももかちゃんとさきちゃんが見てくれました。
 2人が見てくれていると思うだけで、太鼓を叩くのにもより気合いと気持ちが入り、いつでも見せる意識で、表現者としてあり続けないといけないなと思ったし、やっぱり、太鼓を叩くとどんなときであれ、元気が出て、自然と身体が軽くなって、力は使うのに、力が湧いてくるのが不思議です。