「気持ちの全部を」 みつき

2月19日

●みんなが居てくれる

 1日、ミーティングを進められてうれしかったです。
 作文を書きながら、わたしの中にあった「ぼんやりとしていたモヤモヤ」が、画面上で「わたしの不安」だったと明らかになると、ひとつひとつ書くたびに、心が軽くなっていくのを感じました。
 少しでも自分の中に引っかかっていることも、ここに書き出していけば、もうわたしの記憶の中にとどめておく必要もなくなるのだと実感できました。うれしかったです。

 午後からは、ミーティングに関する質問を、お父さんお母さんが答えてくださいました。自分の質問はもちろんだけれど、他の子がしてくれた質問でも、気づきがあって、誰ひとりとして、例外はないのだなと感じました。
「わたしも同じことを感じていたな」と共感できたし、お父さんやお母さんの答えで「わたしもこうやって捉えたらいいのだな」と理解することができました。
 こうやって自分の傷や疑問が誰かの答えになっているのを感じると、わたしも質問させていただけて、みんなの質問も聞かせていただけたことが、本当にうれしかったです。

 お父さんお母さんが、「きっとそのとき、怖かったんだろうと思うよ」「こうありたい、と願っていたと思うよ」と、そのときのわたしたちのところまでやって来て、同じところで理解して、答えを話してくれました。
 その言葉を共有し合って、自分の気持ちの全部を、お父さんお母さんやみんなに知ってもらえることが、すごく安心するような気持ちに包まれました。
 なのはなのみんなが仲間で居てくれること、同じ目標に向かっていけることが、本当に心強いです。
 家族みんながバディで居てくれる。ここにしかないこの空気を吸い込んで、わたしも絶対に、変わっていきたいです。

●納豆完成!?

 昨日から、ミーティングの合間に、ななほちゃんといっしょに「納豆作り」を始めました!
 ぷっくりした立派な白大豆を、これでもかと藁の中に詰め込んで……最後は、お父さんからお借りした秘密兵器、電気あんかの登場です。あんかをセットして、36度くらいの温度を保つようにして、箱の中にしまいました。
 ななほちゃんと、顔を合わせるたびに、「ねえ、納豆どうなってるかな!」と話していました。一晩経って、今朝、見に行ってみると……。
「あ! くさい!」
 おかしな第一声ですが、ふたりで飛び跳ねて、はしゃいでしまいました。
 箱の蓋を開けてみると、納豆のあの匂いがする! そして、少しぬめりがあるような!
 これは、納豆作り成功!? 確認のために、お父さんにも見ていただいて、「ああ、これはできてるよ」と言っていただけたり、みんなからも、「見せてー!」「匂わせてー!」と声をかけてもらったり、自分たちの手で納豆を作ることができて、すごくわくわくして、うれしかったです。

 今回の納豆を使って、今度は納豆水を作りたいなと思うし、また納豆作り第2弾もやりたいなと思います!
 ななほちゃんが納豆作りに誘ってくれて、今、こうやってななほちゃんと納豆の糸で繋がっていて、いっしょに納豆仲間として活動していることが、すごく楽しいです!