「手を繋いで」 ひろこ

2月19日

○みんなで手を繋いで

 ミーティングに取り組んでいる今、リビングで作文を書いている真剣な空気。1人ひとりが真剣に自分自身に向き合う真剣な空気に、凄く力を貰います。みんなが良くなりたい。回復したい、絶対に回復するんだ、という気持ちで、1人も欠けること無く全力で向かっていることを感じます。その空気感は、みんなが手を繋いで前に進んでいる感覚です。

 毎日の交換日記も、とても嬉しいです。(私のバディは、まちちゃんです)確実に信頼度が高まり、信じる気持ち、好きな気持ちも大きくなっています。自分の正直な気持ちを綴り、確実に読んでもらえる。伝わると思うと、嬉しくなります。今日は、毎日「おはよう」と「おやすみ」を必ず言おうねと約束しました。ハウス閉め当番にさそうと、快く「いいよ」と笑顔で言ってくれて、まちちゃんの笑顔が凄く嬉しいなと思っています。

 1人じゃないということが、どんなに心強いことか。ミーティングが出来る事も、作文が書けることも、ここにいるみんなの存在があるからこそで、なのはながある(居る)から書けるのだなと思います。何かあれば、バディーに相談したり、お父さんお母さんに相談することも出来る。その環境がとてもありがたいです。
 第1回目の作文は、とても大事な作文で、ボリュームも多いけれど、じっくりと書いて良いと言ってもらい、焦らなくて良いとお父さんが言って下さったのも、有り難く、安心しました。自分の隅々まで、全てを書き尽くそうと思います。そして、全てに解決を与えたいです。

 今日は、お父さんがみんなの質問に答えて下さり、みんなで共有出来たことも嬉しかったです。自分に当てはまることも多々あり、理解を深めることが出来て、ありがたくて嬉しかったです。
 本当に、理解することで、理解が深まれば深まるほど、心が軽くなっていくという感覚を感じます。作文を書いていても、自分の気持ちの変化を感じました。

 確実に自分の気持ちは未来に向いている。自分の中で、『希望』の割合がとても大きくなっていることを強く感じます。結婚をしたいという気持ちもとても大きくなっています。それは、症状にまみれていた時の私からしたら別人です。
 なのはなに来て、まず回復している人がいるということに驚きと、自分も回復することが出来るんだという希望をもらったこと。何故自分が病気になったのか、どうしたら回復するのか、幸せとは何か、人はどう生きるべきか、答えがあること。そして、自分を自分以上に理解してくれる人がいること。物理的にも精神的にもストレスと離れ、症状を出さず、元気に前向きに生きている。
 同じ志を持った仲間と共に暮らし、一緒にごろんと良くなっていく。

 ミーティングに向かっていく中でも、私は改めて、摂食障害になるべくしてなったのだなと思いました。それは、なのはなに来るための道であり、そしてそれは、誰もが優しい気持ちを持ち寄れる世の中を作っていく為の道。自分の使命を果たす為の道だったのだと思います。
 私は自分の全てをかけて、自分の使命を果たす生き方をします。

 真摯にミーティングに取り組みます。絶対に、絶対に回復します。まだ見ぬ誰かの希望となるために。