2月16日(木)「表現者としての気持ちを作って ――『グレイテスト・ショー』の新しい一歩」

2月16日のなのはな

 ノア・サーカス団や不思議な宇宙人(!?)が登場したウィンターコンサートでオープニング曲だった、『ザ・グレイテスト・ショー』。この曲を、今のメンバーでもう一度演奏できるように、なのはなバンドや、ダンスが動き出しました。私は、あけみちゃん、のんちゃん、ゆりかちゃんと一緒に、ダンスの解読をしました。

 私は、踊ったことや実際に見たことがなくて、1からのスタートでした。けれど、一緒に解読をしてくれる、あけみちゃんやのんちゃん、ゆりかちゃんが覚えているところをたくさん出してくれて、とても心強かったです。

 『ザ・グレイテスト・ショー』は、卒業生ののんちゃんが振り付けてくれた、ステージの空間が埋まるぐらいの大人数で踊るダンスです。ダンスを解読しようと思って、ウィンターコンサートの動画を見ると、その迫力に、解読することも忘れて、つい見入ってしまうほどでした。手を上げたり、ステップをしたり、単純な振りでも、全員の手の角度や、目線や、カウントがぴったり揃っていて、一つの生き物のように息を飲むぐらい綺麗だなあと思いました。これから、今のメンバーで練習することになっても、その質を保てたらいいなあと思いました。

 

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 ダンスは主に、A、B、Cの3つのチームに分かれていて、4人で役割分担してチームごとに解読を進めました。私は、ゆりかちゃんと一緒にBチームの解読をしました。
 全体の流れを見ていると、サビの振りは全員同じだけれど、他のメロディではチームによって、全然違う振りをしていました。ここは、Aチームが踊るシーン、ここはBチームが踊るシーンと、曲の中でストーリーを語っているように、めくるめく場面の転換があって、何度見ても飽きないし、スケールが大きいなあと思いました。

 舞台袖にはけたり、またステージに出てきたりと、入れ替えがたくさんあります。けれど、ステージの空気がぶつ切れになることはなくて、絶妙に噛み合って1つのショーが出来ていました。

 

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 今日は、ゆりかちゃんと一緒に、Bチームだけで踊る振りを解読しました。それは、2人1組になって、鏡のようにシンメトリーで踊る振り付けでした。ゆりかちゃんと、上手側の人、下手側の人で分担して解読をしました。動画は客席側から映されているので、解読する時は左右が反対でした。そのことで混乱する時がたくさんあって、解読が難しかったです。けれど、何度も何度も見ながら、ゆりかちゃんと確認し合いながら実際に真似て踊っている時間が、とても楽しかったです。

 サーカス団のピエロになったような振りで、踊っていると自然と気持ちが明るくなって、内側から元気が湧いてくるようでした。目標にしていた、Bチームの振りはゆりかちゃんと一緒に解読を完了できて嬉しかったです。

 

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〈コンサートの映像をもとに、新しいメンバーでのフォーメーション図も作り、練習の準備を進めました〉

 

 Aチームの振りや、全員で踊るサビの振りは、あけみちゃんやのんちゃんが分担して解読をしてくれました。最後のサビでは、8種類の動きをフォーメーションごとにバラバラになって踊っているところがあります。どのタイミングで、どこのフォーメーションの人が、どの動きをしているのか、とても複雑に絡み合っていて暗号のようでした。でも、のんちゃんが1つずつ忠実に解読をしていて、本当に凄いなあと思いました。

 

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 夜には、のんちゃん、あけみちゃんを中心に、全員で踊るサビの振りをみんなに教えてくれました。まだゆっくりではあるけれど、みんなと前半の4エイトの振りを覚えて、踊れるようになれたことがとても嬉しかったです。曲が流れているだけで、気持ちが強くなるような気がするし、曲に合わせて身体を目いっぱい大きく動かして踊る時間が、とても清々しくて気持ちがいいです。『ザ・グレイテスト・ショー』をこれから練習していけると思うととてもワクワクした気持ちになるし、今のメンバーで出来る精一杯のショーを作れるように、私のみんなの中の一部になって練習に向かいたいです。

(りな)

 

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〈作業では、ササゲの選別、桃の剪定、野菜の収穫や、夕の子畑のタマネギの草取り・防除などを行いました。タマネギには、べと病の被害も来てしまっていますが、葉茎は徐々に太くなってきており、今日の手入れでより元気になっていくことを願ってます〉

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〈建築チームは、古畑ハウスのパイプ修繕作業に入っています〉

 

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 夜には、藤井先生の版画教室がありました。古吉野百景をテーマに、一色刷りの作品を作るための下絵を描いています。瓦屋根や橋の欄干、牛、池の水面に映る木々などを、いかに白黒で表現するか、難しいですが、藤井先生に教えていただきながら、良い作品を作っていきたいです。

 

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