「須原さんとハウスメンバー」 るりこ

2月14日

○バレンタイン

 今日はバレンタインデーということで、数日前からさくらちゃんが計画をしてくれていた、ハウスメンバーから須原さんへのサプライズバレンタインをしました。

 ピンクや赤、黄色で切り取られたハートの切り絵に一、二文程度のメッセージを一人一枚ずつ書いて、ハウスの形がかたどられた色紙に貼り合わせたメッセージカードです。表紙にはさくらちゃんが文字を、なつみちゃんが須原さんとハウスメンバーの似顔絵を描いてくれました。
 午前の作業始まりの前に、子供玄関で須原さんを待ち構えて、3年生教室から偶然に出てきた須原さんに、『ハッピーバースデー』の替え歌で『ハッピーバレンタイン』を歌ってから、メッセージカードをお渡ししました。須原さんは、「何これ~」と言いながら、恥ずかしそうに、でもとても嬉しそうに受け取ってくださいました。
 これから引き続きハウスの修繕が続くけれど、須原さんとハウスメンバーのみんなとチームワークよく、建設していきたいなと思いました。

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 そのあと、のんちゃんと一緒にコマツナ最終弾の間引きをしました。昨日、ミーティングでのんちゃんとバディになってから、早速今日の作業が一緒で、2人で喜び合いながら畑へ向かいました。
 梅林の付近の他の方の梅の木が3割くらい咲いていて、びっくりしました。

 作業前から雪がちらついていましたが、特にとばしさんの畑は遮るものが何もなくて、那岐山からの風が直接吹き付けてくるので、顔を上げられなくて、ものすごく寒かったです。
 そんなとき、のんちゃんが、「この状況を一緒に乗り切ったら、『脱出記』じゃないけれど、わたしたちの信頼関係も深まるかもね」と言ってくれて、そう思ったら急に元気が出てきて、こんな寒さに負けてたまるかと、笑い飛ばして、むしろ楽しみながらのんちゃんと作業をすることができました。
 相棒ができたたけで、急に安心感や心細さが消えて、今日は前向きにいられて、相棒の存在の力は大きいと感じた1日でした。