
2月12日のなのはな
りゅうさんの、お料理教室開催! 水餃子をみんなと作りました。ワンタンは、給食や家などで、食べたことがあったけれど、考えてみると水餃子は、ない……初めてのことで、さらにワクワク。
足取り軽く家庭科室へ行くと、「いらっしゃい!」と明るいりゅうさんが、迎えてくれました。机には、お餅!? いいえ、なんと、手作りの餃子の皮。それを見ただけで、感動。
そして、りゅうさんの水餃子教室開始。初めに、説明をかねてのお手本を見せてくれました。初め、生地をくるくると回しながら、大きな輪を作ります。めん棒ほどの太さになったら、等分にカット。それを、伸ばして平らな円に。最後に、具をたっぷり入れて、ぎゅっと閉じたら。完成!
ポイントは、2つ。平らな円にするときは、真ん中に、ポッコリとふくらみを少し持たせ、周りを広げ大きくすること。真ん中も平らにしてしまうと、具を入れたとき破れやすくなってしまうのです。
2つ目は、ぎゅっと閉じて餃子の形にするとき。両手でハートの形を作るようにして、中身が出ないように蓋をします。一つひとつ、蛇腹には止めないのです。
職人のように、パッパッと形にしていく姿が、とてもかっこよく、思わずぽかんと口を開けてしまいました。
いざ、実践。簡単そうにりゅうさんが作っていたので、難しくないのでは。と、思ってやってみたら……きれいな円にならない。真ん中もぺしゃんこ。具もあふれちゃう。笑えて来てしまうほど苦戦。でも、りゅうさんが丁寧に教えてくれて、何回も何個を作って行くうちに。段々上達!
一緒に作っていた、あゆちゃんやみつきちゃんたちもみんな、どんどん上手に。慣れてくると、テンポよくできるようになり、ますます楽しくなってきました。みんなと、いろんなお話をしながら。
楽しいけど、ずっとやっていたいけど、昼食までの時間が、あと20分。スピードアップ! 台所では、並行して、出来たものを茹でて、本完成させてくれていました。茹でた後は、元の大きさの1.5倍ほどになっていました。つやつや、ビッグ……
みんなで、協力していっちにっ、いっちにっ。昼食時に、アツアツを届けれるように、みんなの笑顔をみるために頑張ります。すると、13時ピッタリに終えることが出来ました。やったー。
頑張った後は、待ちに待ったスペシャル水餃子! 食堂に入ると、よだれが出そうになるほどの良い香り。お皿の上には、つやつや、プリっぷりの水餃子が――、それだけではありません。スープの中にも。「いただきます」の声とともに、口にパクリ。もちっ、じゅわっ! おもちのような、もちもちな皮から、肉汁たっぷりの具が。ほっぺがとろけるほど、おいしくて、おいしくて。一気に、心と身体が満たされました。
夜には、焼き餃子も。
せいこちゃんが、
「今まで餃子といえば、具がメインで。皮はしょうがなく食べるというふうだった。けれど、これは、皮も具も、どちらも最高」
そういっていました。私も、大共感。みんなで作った水餃子は、皮だけでも楽しめる。具だけでも楽しめる。両方合わさって、最高。そんな水餃子でした。
みんなで思いを込めて、作ったもの。みんなで、喜び合いながら食べたもの。それだったから、余計においしく感じたのだと思いました。しあわせ……
なのはな餃子店開けちゃう!? 職人沢山。そう思うほど、よくできたし、楽しかったです!
(ももか)
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朝の霧が晴れて、ぽかぽか陽気の中、栗林で剪定を行いました。
私は剪定の作業をするのは初めてで緊張していたのですが、普段、桃の木を剪定しているメンバーが一緒に作業を始めてくれて、心強く、やる気が湧きました。
午前中の最初に、りなちゃんとななほちゃんが剪定の基本を教えてくれました。
切り戻しと間引き剪定を基本にすること、2~3本の主枝を残して日当たりのいいように交差している枝や、重なる枝を切っていきます。
栗の木はそのままにしていると10メートル以上になってしまい、手入れがしにくくなるので、大きくなってきたらしっかりと強剪定することも大事だと知りました。
2人が教えてくれている後ろで、近くの牧場の牛さんも聞いていました。
ふんふん頷いていて、すごく可愛くて、みんなでくすくす笑いました。
最初にしっかりと、どんなふうに進めて行けばいいかを教えてもらったので、どの枝を切っていけばいいのかが感覚で掴みやすかったのが有難かったです。
午前中は3~5年生くらいの木を進めました。
枝がどんな風に育っていくかを想像しながら剪定していきます。
来年は……再来年は、と考えてたくさんの栗の木に囲まれていると、とても大きな命の中にいるような感覚になって、長いスパンの中に私たちがこうして居ることに、なんだか不思議な気持ちになりました。
午後はあんなちゃんが来てくれて、5~7年生の大きな木を見てもらいました。
お父さんも畑に来てくれて、畑全体を見てこれからどんな風に育てていけばいいのかをアドバイスして下さったことも嬉しかったです。
樹齢や大きさを見て、こんな木はこんなふうに切ったらいいと知れたことも、有難かったなあと思います。
あんなちゃんにも、剪定のことで、どうしてこんなふうに切り戻すのかや、切った後の枝がどんな性質でどのように出てくるかを詳しく聞くことができて、勉強になりました。
ちゃんと理由を知っていると、迷いがなくなるなあと思いました。
のどかな景色の中で、みんなと栗のことをたっぷり思った時間が、すごく楽しくて嬉しかったなあと思います。
ピクニックしたくなるような畑です。
これから日当たりが良くなって、手入れがしやすい、いい畑にできるように頑張りたいです。
(まなか)
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なのはなで育てている、西洋ハシバミと西洋クルミ。
植えてから今年で3年目になります。
今回は、春肥として、牛肥をまいてきました。春というワードを聞くと、まだ早いような気もしますが、立春も過ぎ、最高気温が15度を超えてきています。
太陽の力で暖かく感じる陽気のなか、久しぶりに感じる、牛肥の追肥です。これはもう、たっぷりとやりましょう。ということで、大サービスで、成木1本につき、テミ5杯分。幼木は2杯分。木の周囲にぐるりと牛肥が施され、ナッツも、とてもうれしそうです。
牛肥をたっぷりとやったあと、中耕をして土と肥を混ぜ合わせました。
明日は、雨予報なので、「これで雨が降ったら最高だなぁ」と、ひそかな期待を胸に、春にこのナッツたちが芽吹き始めるのが楽しみです。
(さき)
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