「どんとこい!越えるぞ!」 みつき

2月10日

 

●越えるぞ、の気持ち

 

 ハウスミーティングのお話が嬉しかったです。

 わたしはずっと、周りをうらやましがる気持ちがあって、辿っていくと、それは小学1~2年生のころから表れていました。

 お父さんから、「摂食障害特有の優柔不断さからくるもの」だと教えていただきました。傷ついた子供は、何を選ぶのにも迷ってしまうし、決められない。強い欲求不満があるから、何が手に入っても良し、とできないし、周りの人の幸せが欲しくなってしまう。

 このことが、本当に自分に当てはまってその通りだなあと感じました。

 いつも何かを決めるときに、自分で「これがいい」と思って決めたことなんてなかったです。最終決定の決め手は家族や誰かの目や意見であって、わたしもそれを疑っていなかったから、今もなお、信じ続けて縛られ続けているんだと感じました。

 自分自身に対する「こうじゃないのに!」という憤りのような気持ちを感じたり、目の前の幸せを幸せとして受け止められない、そのままだと、生きにくさはずっと変わらないと感じました。

 ハウスミーティングで、自分の問題が見つかりました。

 

 

 夜の集合のとき、来週から心の傷のミーティングが始まることを教えていただきました。バディのシステムの話が出て、「バディの子と、交換日記のやりとりなどで信頼関係を深めていくのも、良いかもしれないね」とお父さんが話してくださいました。

 わたしは文字を書いたり絵を描いたりだとか、お手紙交換も交換日記もすごく好きだったので、大好きななのはなのみんなと一緒にできるのが楽しみで、わくわくしました。

「ミーティングのバディだから」と気張りすぎないで、お互いに楽しみながらも回復の支えになり合えるような、ちょうど良い関係を作っていけたらいいなあと思います。

 お母さんが「実行委員の子も進めてくれているし、ミーティング楽しみだね」と笑ってくださって、一抹の不安も吹き飛んでいきました。ミーティングやるぞ!の気持ちで、今自分のなかにある未消化や不出来さも、どんとこい!越えるぞ!と思っていようと、決めました。

 

 明日はお仕事組さんとみんなと、第2弾の味噌玉作りです。

糀につけられた名前は「白米姉さん」と「黒米姉さん」と聞きました。ちょっぴりお姉さんの子が集まった味噌メンバー。そのなかで育った糀たちもきっと、上品で、てきぱきしたしっかり者な感じなのかしら、と勝手に考えて、にやにやしてしまいます。

 味噌メンバーの子がすごくうれしそうな笑顔で家庭科室に走っていくのを見かけます。わたしも明日、糀と対面して味噌玉を作らせてもらえるのが、楽しみです!