「良い仕事をして」 ふみ

2月6日

 今夜の集合で、村田先生のお話を聞かせていただけて嬉しかったです。

 先生は、良い仕事をして、お給料をいただくことは、立派な社会貢献だと話してくださいました。
 良い仕事というのは、正解不正解はなく、人それぞれの答えがあるけれど、なにか大きな仕事をしろというのではなく、村田先生の考える良い仕事の定義を教えてくださいました。

 まずは、お客様が喜んでくださること、次に、一緒に働いている人が嬉しいこと、喜ぶことをする、そして、工夫をすることだと教えてくださいました。
 言われたことをただするのではなく、もっとよりよくするように工夫をすること。

 自分の最大限の力を出して、人のために尽くすことを考えたときに、私たちにとっての人のためという意味のなかの一つは、自分たちと同じように苦しんでいる人、まだ見ぬだれか、そして、仲間のためであるのだと思いました。
 誰でもではなく、まだ見ぬだれかのために、仲間のためにという気持ちが、私たちにとって、回復するのに大切なことだと、お父さん、お母さんが教えてくださいます。

 私は、なのはなに来たばかりのころに、お父さん、お母さんに、まだ見ぬだれかのためにサクセスストーリーを作るんだと教えていただきました。
「同じように苦しんでいる人が、お前が回復する過程を自分のサクセスストーリーとして描いて、それがまだ見ぬだれかの希望になるんだよ」
 と、お父さん、お母さんは教えてくださいました。

 私は、同じように苦しんでいる人の役に立てるのならば、力になれるのであれば、それなら直りたいと思ったし、まだ見ぬだれかのためにという気持ちは、絶対に諦めることができないし、一生をかけて私が果たす使命なのだと感じています。

 人のためにという意味は、私たちにとって、誰でもいいのではなく、まだ見ぬだれかが深いところで待っているということを忘れずにいたいです。
 そして、私がなのはなファミリーに来てから、みんなの優しさ溢れる気持ちに心が癒やされていき、みんながみんなのために、だれかのための気持ちを持って過ごしていること、みんなで協力して、助け合って生きること、その優しさ溢れる社会を、私もみんなと作る1人として、使命を果たしていきたいです。

 村田先生は、素直でいることを大切にしている、というお話もしてくださいました。
 素直でいるということは、難しいけれど大切なことで、先生はいつも寝る前に、今日1日の振り返りをしていると話してくださいました。

 今日1日の自分の行動、言動はどうであったか、素直でいられたか。意地を張ってしまったりして、なかなか素直でいるということが難しい。あのときこうすればよかったんだなとか、こう考えればよかったのだと1日の振り返りをしていることを話してくださって、1日の始まりや、1日の終わりで、自分のなかで祈るような気持ちでいることを考えたときに、お母さんが以前お話してくださったことを思い出しました。
 お母さんも、今日1日謙虚でいられますようにと祈ってるんだよと、お話してくださったことがありました。

 私も、いつも素直な気持ちでいられますようにと祈る気持ちでいたいです。
 謙虚でいられますようにと、祈る気持ちで1日をスタートし、素直でいられますようにと、願う気持ちで明日から過ごしていきます。

 素直でいること、人のために、良い仕事をして、社会に貢献すること。
 村田先生のお話が嬉しかったです。

 

 あと、工夫をするという言葉を聞いて、お母さんと居室のお引っ越しをしたときのことを思い出しました。
「お母さんだったら、生活しやすいように、ベッドと壁のちょっとの隙間に木の板を渡して、小物でもなんでも置くようにするよ」
 お母さんが教えてくださって、ちょっとの工夫で過ごしやすさや生活の質がぐんとよくなるのだと感じました。
 お母さんと居室のお引っ越しをさせていただいて、仕事をするのにも、言われたことをただやるだけではなく、お母さんのように、どうしたらもっとよくなるのかをいつも頭で考えて、工夫をすることが大切なのだと教えていただきました。

 なのはなファミリーで、みんなと生活させてもらっていて、みんなが助かるような生活の工夫をしていきたいし、お父さん、お母さんが教えてくださった、私たちの人のためにの気持ちをいつももって、自分の最大限の力を発揮できるように成長していきたいです。

 明日は、村田先生とセブンブリッジができると聞いて、すごく楽しみです。