「イチジクの挿し木」 りんね

2月4日

〇イチジクの挿し木

 イチジクの挿し木について調べて、今年の計画を立てています。

 YouTubeで動画を見て、いろいろな挿し木の方法を見て、新しく学んだこともありました。
 挿し木の適期は、およそ2月末から3月と言われていますが、具体的には、「日中平均気温が15度か、それより低め」の頃がベストということでした。
 気温が低すぎると、根が活動しないけれど、気温が高すぎると、貯蔵養分を芽の展開に使ってしまって、発根しづらくなるということでした。
 早くに挿し木しすぎても、15度くらいになるまでに穂木が乾燥してしまうため、15度の少し前、というのがベストと知りました。これは新発見で、挿し木の成功に深くつながっていると思い、嬉しかったです。

 水やりや温度の管理面でも、地植えではなく、ポットで育てることがよさそうだと思いました。
 お父さんに相談させてもらって、ポット植えに使用する土も、赤玉土、牛肥、落ち葉堆肥を配合して少し寝かせる、という方法で、手作りすることになりました。
 イチジクは強い作物なので、あまり土にも繊細になりすぎず、なのはなにある原料+赤玉土で作っても良いのではないかと思いました。

 今日、午後に外で作業をしていて、温度計を見ると16度とありました。これは、温度計が直接日が当たるところにあったので、高く表示されていたとは思います。
 けれど、立春になり、一気に春を感じるくらい暖かくなってきました。
 イチジクのバナーネ、桝井ドーフィンの剪定、挿し木の作業もそろそろできるな、と思うと、嬉しかったり、緊張したりで、少し心臓が高鳴ってきました。
 みんなにとって良い形で挿し木での苗作りができて、貢献できるように、頑張りたいです。

〇ハウスの解体

 今日は、昨日からの続きで、ユーノスハウスの解体が終わり、古畑ハウスへと進みました。メンバーは今日も、るりこちゃん、さやちゃん、なつみちゃんとの4人でした。
 4人の中で役割が大方決まってきて、るりこちゃんとなつみちゃんが、インパクトを使ってビスが留まってあるところを中心に解体してくれて、さやちゃんと私で、金槌や手で解体しつつ、パイプの運びを行いました。

 古畑ハウスは、最も小さいハウスであることや、都合で工程が少なかったこともあり、午後には全て終えることができました。
 土曜日でしたが、午後のはじめに須原さんが様子を見に来てくださりました。さくらちゃんたちのパイプの修繕を見て、関係者駐車場に、古畑ハウスのパイプを置くスペースをユンボで綺麗にしてくださり、とてもありがたかったです。

 午後の最後には崖崩れハウスの北棟へ、取り掛かりました。
 ユーノスハウス、古畑ハウスに比べると、崖崩れはかなり大きいハウスだと感じました。2倍くらい長さがあるようでした。
 妻面と側面のビニールを外すところまで、今日の内に終えることができました。明日は、大屋根の雪を降ろすところから始まります。

 ハウスの解体を次々進めることが、楽しいです。解体はかなり荒っぽい作業で、一番やっていて楽しいのかなと思いました。
 さくらちゃん、あけみちゃんが順調にパイプ修繕を進めてくれています。吉畑手前ハウスのパイプ修繕ができると、今度は組み立てを行うと思います。
 組み立ては、解体よりも厳しさがあって難しいと思うのですが、そこでもいい風に動けるように、なっていきたいです。

 ハウス修繕も軌道に乗って来て、上手く進んでいることが、本当にすごいことだと思います。私も少しでも役立てるように、頑張っていきたいです。