1月28日
●本気の雪遊び
まだ雪かきされていない未踏の地、グラウンド。1列に並んだ選手の皆さん、その端に立てられた虫取り網の旗へ、ロックオン。「よーい、どん!」の合図で、いちもくさんに走り抜けます!
午前中は、みんなで雪遊びをして過ごしました!
雪合戦をはじめ、ビーチフラッグならぬスノーフラッグ選手権や、リレーなど……。どの遊びも、もちろん本気。真剣です。
太陽も出てきて真っ白の雪が反射するとまぶしくって、走り続けて身体もあったまってくるので、なんだか夏なのか冬なのか分からなくなってきます。
スノーフラッグ選手権が、とってもお気に入りの遊びになりました。みんなで雪の上に寝そべった状態から、起き上がって走って、フラッグに食らいつくのですが、これが、見ていてもやっていても楽しかったです。絶対に取れる! と思って、身体を思いきり伸ばして飛びかかったつもりが、自分の手の中には何もなく、ただ雪にダイブしただけになることがしばしばあります。悔しくって、でもおかしくって楽しくって、またみんなと何回でもやりたい遊びでした。
最後の遊び、リレーでは、初めに足上げを5回してから走ったり、おんぶをして走ったりして、良い勝負がつづきました。ももちゃんやりなちゃん子供組のみんなはもちろんだけれど、よしえちゃんとなるちゃんのお仕事組さんコンビが、走るのがすっごく速くて、びっくりしてしまいました。誰もが本気のゲームが続いて、さあ、勝敗はどうなったか…。
わたしたちのチームが負けてしまい、しっかり本気の罰ゲームをしてから、終了しました。
「パイ投げ」ならぬ「雪投げ」。顔に雪をべちゃっと付けてもらえる、うれしい罰ゲームです……!「せめて綺麗な雪でお願いします……」とみんなで言いつつ顔を近づけていくと、雪玉を両手に持ったふみちゃんが、にっこり笑顔で、わたしの顔をサンドイッチしてくれました。
少し火照った顔に、雪の冷たさが気持ちよくって、なんだか顔が引き締まったようで、少し癖になりそうな罰ゲームでした。
その後も、みんなで手を繋いで雪にダイブしたり、魚拓みたいに顔を雪に押し付けて、顔の型をとったり、それと、雪だるまも作りました。
雪だるま作りも本気でなくちゃ! 7人がかりくらいで頭を持ち上げて、みんなでデコレーションした、特別大きくて、特別な雪だるまです。
十分すぎるくらい、雪遊びを思いっきり楽しみつくすことができて、本当に本当に楽しかったです。
歳を重ねるにつれて、雪に対して複雑な気持ちを感じるようになっていたけれど、やっぱり、雪にわくわくして、飛び跳ねている子供のわたしが、こころにはあります。
雪が降ってくれて、たくさんの苦労も手間もあったけれど、それも全部楽しみや喜びになって、みんなとわたしに沢山の思い出をくれました。雪は、うれしい空からの贈り物です。
それも、なのはなのみんなとだから全部こう受け止められるんだなあって、みんなと過ごすこの毎日が、本当にうれしいです。
(最後に。今日1日があまりに楽しくって、それを思い出してこの日記を書いていたら、顔がにんまりゆるみすぎてしまっていたようです。向かいに座ったまなかちゃんに見つかって「みつきちゃん…!」と指摘されちゃいました。幸せがにじみ出てしまうなんて、わたしは、とっても幸せです)