【新春号⑫】「華やかなクリスマス」まなか

 大好きなクリスマスがやってきました!

 今年はクリスマスイブとクリスマスが土日に重なって、お仕事組さんがたくさんいるクリスマスがとっても嬉しいです。

 外は朝からしんしんと雪が降っていて、ホワイトクリスマスです。
  
  
 そして、餅つき大会もクリスマスイブに行いました。なのはなファミリー友の会の永禮さん、中島さん、松山さんも毎年来て下さって、家族総出で餅をつきます。

 今回は前年よりも三〜四割増しの餅をつくようで、前の日から河上さんや須原さんと入念に準備を進めてくれていました。
  
  
 蒸し立ての餅米を臼に入れて二人でこねて、粘りが強くなってきたらつき始めます。

「よいしょ! よいしょ!」
 と、りゅうさんやみんなの威勢の良い大きな声が響き渡ります。

 前年のお餅つきでは、少しつかせてもらっただけで「もう降参!」とすぐに息切れしていたのですが、この日は楽しく、たくさん手伝えてとっても嬉しかったです。

 お餅つきで自分の体力の変化に気づくのが面白かったですが、どんどん身体が使いやすくなっていることがとっても嬉しくって、みんなとついているのが楽しかったです。

 つき終わったお餅は、すぐに体育館の丸め会場に運ばれていきます。

 そこでは、お母さん、河上さん、あゆちゃんたちがお餅の塊からどんどん小さくちぎってくれてそれをみんなで丸めていきます。

 あたたかくてつべつべしたお餅は、「なんだかペットに飼いたくなっちゃう」と言い合うくらいに可愛くて、丸めながらたくさんほこほこした気持ちに溢れました。
  
    
 丸餅の他にも、豆餅や、なのはなで初めて作るピーナッツ餅もあって、またお正月に頂くのがとっても楽しみです。

 お昼ご飯にはつきたての生餅をみんなで頂きました。
 大根下ろしやあんこ、柚味噌、きなことつきたてを四種類の味で楽しめて贅沢なお昼ご飯でした。

 午後はしめ縄作りをしました。
 盛男おじいちゃんが毎年教えてくださっていた、なのはなの恒例行事です。

 今年はどのチームが綺麗に作れたかをコンテストにしてお父さんに見てもらいました。

 どのチームも真剣に縄をなっていきます。

 ななほちゃんやりなちゃんが、おじいちゃんに教えてもらった長いしめ縄をなう方法もみんなに教えてくれたりして、技術が残っていくことも嬉しかったです。

 夜ごはんはこれも恒例のチキンライスと、なのはな北京ダック、それにデザートのパウンドケーキも可愛くホイップで飾り付けられていました。
  
  
 家族みんなで美味しいねと言い合いながら食べる食事は、本当に幸せそのものだなあと思って温かい気持ちで心が満たされていくのを感じました。

 コンサートで小腸さんが言っていた幸せを、今こうして実現出来ている生活が、有難くてかけがえのない時間です。

 翌朝起きると、廊下には、「体育館にサンタさんからのプレゼントが届いていたよ!」「体育館へGO!」という文字が。

 早速起きている人を誘って行くと、素敵なクリスマス飾りの前にピンク、オレンジ、緑のカラフルなセーターがたくさん並んでいます。

 今年のプレゼントは家族でお揃いのセーターでした。とっても嬉しい!
 すぐにセーターに着替えて、朝からるんるんのクリスマスが始まりました。

 すれ違うみんなが、「お揃いだね!」と言い合って、目にも心にも華やかなクリスマスプレゼントが嬉しかったです。

 特別な時間をみんなと過ごせて、またパワーがチャージされました。
 年末の大掃除、紅白や、お正月遊びも張り切って楽しめそうです。