1月25日
●雪かきの行列
雪はなかなか降り止まず、想像していた以上に積もっていました。
ふかふかした雪で、軽いように見えるのに、意外と重かったです。踏むたびに、きゅっきゅっという音がしました。
雪の粒が静かに降り続けて、そしてあんなに積もってしまうなんて、なんだか怖いくらいに不思議です。そして、飲み込まれてしまうような真っ白の世界が広がって、それも怖いくらいに綺麗だなあと思います。
午後はみんなで雪かきをしました。
わたしは、玄関周りの雪かきをさせてもらって、みんなが通るための道をつくりました。
雪の底は少しアイス状になっていて、お父さんに教えていただきながら、スコップで削ったら、ようやく地面が露わになりました。これで明日はスケートリンクみたいにつるつるにならないかなあと思って、ほっとしました。
なんだか、かまくらのような山がある? いや、これの正体はなっちゃんの車パッソです! こんもりまあるく積もった雪を除けると、いつもの鮮やかな赤色のパッソが帰ってきてくれました。
その後は登校坂のところや、道路の方まで進みました。
途中でまりこちゃんが廃油を持ってきてくれて、それを少しテミに塗ると、雪がくっつかなくて、ひょいひょい雪をよせることができました。今までわたしは、雪かきシャベルを使うことしか知らなかったけれど、テミが1番やりやすいなあと思いました。なのはなで1年中、なんでも役立ってくれるテミに感動しました!
途中、またまりこちゃんが来てくれたと思ったら、焼き芋のおやつを届けてくれました。あったかくてとろける焼き芋が本当にうれしくて、ラストスパートの力が湧いてきました。
あちこちからみんなが集まってきて、最後は、雪かきをするなのはなの子の行列ができていました。
カラフルなジャンバーに身を包んだみんなの姿が遠くまで見えて、どんどんアスファルトが見えてくるのが気持ちよかったです。最後は、ハウス前の除雪を終えたお父さんがユンボで来てくださり、一気に雪かきが進んで、これで、無事終了できました。
家族みんなの力で、あんな長い道の雪かきもできてしまうんだなあと思って、なんだかすごく誇らしい気持ちで、ほくほくしながら帰ってきました。おまけで、ももかちゃんやななほちゃんと雪にダイブしたり、まなかちゃんやまりのちゃんと雪合戦をしてから古吉野に戻ったのも、とても楽しかったです!
今、心地よい眠気に襲われてきていて、目がとろんとしてきました。
雪かきも済んで、ちょっぴり安心して、みんなとあったかくぐっすり眠ろうと思います。おやすみなさい。