
1月23日のなのはな
藤井先生のお隣のお家から、ガラスの温室をいただけることになり、午後から、その下見に行かせていただきました。
解体して、もう一度、古吉野で組み立てるとき、どうやって組み立っていたか分かるように、外側からと中側から見た、正面、横、後ろと、煙突周りや電線があるところをアップで写真に撮り、図を描いて必要な寸法を書き込みました。
私は、成人式のときにもらった、ペンや付箋を差したりできるバインダーを、ワクワク気分で持っていきました。
また、今日は、ビニールハウス用の鉄パイプ、パッカー、クロスワンといったハウス部品、ドラム缶、油を入れるタンク、防鳥網など、エルフ(1.5トントラック)と軽トラ1台分、たくさんのものを頂きました。パイプの積み込みをするときには、藤井さんが、ジョイント部の取り外しを助けてくださいました。
パイプや、温室のガラスのドアと窓をエルフに載せての帰り道、段差を超えるたびに「ガシャン」というので、ガラスは割れていないかひやひやしました。パイプとガラスを一緒のところに載せると、音が怖かったです。途中、パイプがずれてしまったので、須原さんがずれないような括り方をしてくださり、「ガシャン」もなく、割れることもなく、帰ってくることができて良かったです。
温室は、体育館前の中庭に建てる予定です。
今日は、作業のために下見をし、たくさんの貴重な資材をいただけて、ありがたく、嬉しかったです。
(さくら)
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味噌造りの準備をさせて頂きました!
今年は、全3回(6樽分)、味噌を仕込みます。私は第3弾のメンバーで、第1弾と第2弾のメンバーのしなこちゃん・ちさちゃんと、スタッフのゆりかちゃんと、味噌造りで使う家庭科室の片付けや整理整頓・掃除をスタートしました。
私にとって味噌造りはもちろん、味噌造りの話を聞く機会自体が初めてで、2週間前ぐらいから納豆が食卓から封印されるほど繊細な作業だと知りました。
糀菌は、過ぎた熱や納豆菌に弱く、藁も駄目で、徹底的に部屋を綺麗にして、26日にスタートできるようにしました。
なのはなでは、すべての物を、凄く大事にしています。半分壊れてしまっても、使うことが出来るなら、お父さんや須原さんに教わりながら直すなどして、捨てることはしません。そして必ず利用します。ですが、今のこの時期に使う必要が無いものはすべて探し出して、まとめてかたづけました。
バラバラに置いてあるものも仲間を探して、一度全て綺麗にした上で片付け、収納場所を作っては、目印に名前を書いて仕舞っていきました。
なのはなの家庭科室は、なんといっても宝庫ですね! だって、これ何だろ? って眠っていそうなものを見つけても、必ず、なのはなだから再利用できるものが、出てきたりするんです。
可愛いコースターやコップも出てきて、ゆりかちゃんが喜びながら、お母さんに、見てください!って報告しているのも可愛かったです。
棚にあった小物が入った段ボールを、整理して片付けていくと、凄くスッキリしました。
少しでも味噌造り部屋を神聖にするために、のぼらないと拭けない窓も掃除しよう! という意見が一致して、すべての窓を拭くと、目では分からなかったものの、よく汚れが取れて、ビックリしました。毎日のように、当番の人が私たちのために魚を焼いてくれているので、直ぐに汚れてしまうのです。何事も、してみないと分からないことで、気づけて、綺麗にできて良かったなと思います。
ちさちゃんは凄く力持ちで、しなこちゃんは要領が凄く良くて、ゆりかちゃんは明るい空気感を作りながらみんなを引っ張ってくれていました。
予定していた作業を序盤で終えてしまって、それ以上のことを4人でやり切ることができ、嬉しかったです。
天井から、棚、床、シンクのまわりに置いてあるものたち、すべてを綺麗にできました。これで、安心して繊細な糀菌を育てられるし、味噌造りをスタートできます。

味噌造りは、夜中に起きて見に行ったり調節したり、子供を育てるみたいに、たくさんの愛情や音楽など24時間気にかけてあげることが大切みたいです。
愛着が湧きすぎたらどうしよう……なんて。でも、3年後ようやく食べることができるみたいなので、失敗しないように、丁寧に心をこめて励みます。
楽しみです!!!
(りさ)
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今日は、大好きなお母さんの誕生日!
そして今夜は、ソフトバレー再開の日!
年が明けて、お正月、成人式、お母さんの誕生日会と、1か月とは思えないイベントだらけの日々はまだまだ続きますが、会を終えたわたしたちに次に発表されたお楽しみが、「夜のソフトバレーが始まるよ!」という嬉しいニュースでした。
早速、新しいチーム分けも発表されて、昨晩からそわそわ。
今日1日の会話も、「バレー久しぶりだ~! 緊張するね」「サーブ入るかな?」という、バレーの話題で持ちきりでした。
ソフトバレーは、なのはなファミリーの回復の手段の1つとして、ただ楽しむだけのレクリエーションではなく、現在の自分の気持ち、身体がどのくらいできているのかを知る目安になります。ソフトバレーを通して、自分が視野を広く持てているかどうかを感じたり、チームプレイを通して、人との適切な距離感がとれているかも知ることができます。
バレーが上達していくと、気持ちも回復に向かっていくのです。
ソフトバレーは週3回、月、水、土曜日の夜に1時間やります。
月、水曜日のメンバーは試合前に基礎練習をして、ボールに慣れるところから、そして土曜日のメンバーは上級者チームで、お父さんお母さんも入った、バレーが強い子たちが集まった4チームでゲームを競います。
わたしは月曜日のメンバーで、早速、今夜にソフトバレーがありました。体育館にバレーのネットを張ったり、ボールに空気を入れたりしていると、(うわ~、こういうのも久しぶりだな~)と思って、準備だけでもわくわくしました。
初めて組むチームには、今回が初参戦のりさちゃんがいてくれて、新鮮な顔ぶれに気持ちが上がりました。よしみちゃん、さきちゃん、りさちゃんと、「チームワークで助け合おう」と気持ちを1つにして、ソフトバレーに挑みました。
まずは基礎練習から始まります。ボールに慣れることを目的にアンダーキャッチ、オーバーキャッチ、アンダートス、オーバートスを1人10本ずつ、ペアになって行いました。久しぶりにボールに触れましたが、基礎練習が始まるなりすぐに、体育館に笑い声や楽しそうな声が広がって、みんなが笑顔でボールを回し合っている姿がありました。
身体も温まってきたところで、さぁ、試合開始!
A~Dチームの総当たり戦で、順に試合を回していきました。
1ゲーム目はA対B。いきなり勇ましいサーブが行き交って、みんながすぐにソフトバレーの感覚を取り戻して、ボールに食らいついていました。応援している方にも力が入ります。前はサーブが苦手に思えていた子も、今回は確実に決めている姿もあって、みんながパワーアップしているのも感じられて、わたしもより一層燃えました。
続いて、C対D。わたしたちのチームは初ゲームです。
相手チームの顔ぶれを見て、狙いを定めてみんなと作戦を立てました。
りさちゃんは初めてでしたが、いきなりサーブを真っ正面から受けて、相手コートに力強くボールを返してくれました。そしてそのまま得点に入りました。
「うわぁ~!!!」と歓声が上がって、よしみちゃん、さきちゃんとわたしが、りさちゃんのもとへ飛んでいき、ハイタッチをしました。りさちゃんが、「楽しいね~」と喜んでくれて、チームワークの良さを感じて、すごく嬉しい気持ちになりました
そのあとも、試合は1点取れば、1点取られ……と拮抗し、一度は相手チームに先にマッチポイントをとられたけれど、3点くらい取り返して、なんとデュースに持ち越しました。そのときは、手に汗握るという言葉がぴったりくるくらいに1本1本が緊張したけれど、15対15、16対15……と試合は進んでいき、最後の最後は、わたしたちのチームが1点を取りました。
勝利が決まった瞬間、気持ちが抑えきれないくらいに嬉しくて嬉しくて、チームのみんなと跳んで喜びました。さい先の良いスタートを切ることができました。
そのあとも総当たりで試合は進んでいき、どのチームも「絶対に勝ちたい」と勝利に燃えていて、アタックもサーブも力強くて、絶対に落ちそうなボールも走って繋いでいて、ネット際の応酬も繰り広げられました。お父さんが、負けているチームに作戦を教えてあげたりしていました。みんなと本気で喜んだり、悔しがったりしていると、心も身体も自由になっていくのを感じました。
ほとんどの試合が2点差、3点差で、あとちょっとだったのに……! という試合ばかりでした。やっていても見ていても、本当に楽しい試合でした。
あっという間に総当たり戦もすべて回り、終了時間も予定していた時刻ぴったりでした。
試合結果は、なんと、わたしたちのチームは3勝0敗!
今日が初めてだと言っていたりさちゃんが一番に活躍してくれて、わたしたちのチームでのMVPで勝利の女神でした!
今夜から寒波がくると聞いていましたが、気がつけば服を2枚も脱いでいて、身体はぽっかぽか。みんなの頬も、わたしの頬も紅潮していました。
みんなと勝負に燃えて、コートを駆け回ったり飛び交っていたら、身体だけでなく、気持ちまで清々しました。
(やっぱり、ソフトバレーは楽しい。あぁ、早く来週にならないかな)
今日から1週間が始まったばかりだというのに、もうすでに来週が待ち遠しいと感じたソフトバレーでした!
そして、バレーを通して、回復に繋がる気持ちと身体をつくっていきたいです。
(るりこ)