「水曜日が1週間の始まり」 ななほ

1月19日

・リフレッシュ

 毎週水曜日は、金時太鼓の日。
 先週から、ももかちゃんも、なのはな金時太鼓のメンバーに入ってくれて、一緒に勝央文化ホールへ練習に行きました。

 ももかちゃんは、なのはなに来てすぐに、
「ななほちゃんやりなちゃんが太鼓に行っているから、私も行きたい!」
 と言っていて、お母さんとあゆちゃんに、
「じゃあ、力をつけて、2人くらいしっかりとした身体になったらいいよ」
 と言われてから、太鼓に通える日をずっと楽しみにしていたのを、知っています。

 だから、ももかちゃんの嬉しそうな様子を見ているだけで、とっても嬉しくなるし、私も、まだまだ勝央金時太鼓保存会の方々に比べると、先は長く、課題がたくさんあるのですが、ももかちゃんと一緒に、今年1年も、太鼓と一緒に強くなっていきたいです。

 昨夜は、『風の舞』の練習をしました。
 私たちも風の舞を演奏するのは、文化祭の前、3か月ぶりくらいで、最初の1回は、忘れかけていた部分もあったけれど、すぐに流れに乗ることができました。

 肩と腕の力はぬいて、でも、スピード感を持って腕を上げ、腕を下げると、「ドーン」と大きな音が出て、やっぱり、太鼓が大好きだなと感じます。

 これまで、なのはなに来てからアコースティックギターとか、サックスとか楽器を演奏させてもらう機会はあったけれど、太鼓はまた、どこか違う魅力があります。

 お父さんも、「人間が最初に生み出した楽器は、太鼓だと思う」と話していたように、太鼓を叩き、太鼓の音を聞いていると、その振動やリズムに自然と身体がリフレッシュされたり、身体の底から力が湧いてきます。

 そして、太鼓を叩いていると、この1週間あった、楽しいことも大変なことも全て、忘れてリフレッシュされます。

 楽しいことも忘れてしまっていいの? と思うかもしれませんが、一度、全て忘れてリフレッシュされると、もう一度、無の欲のない状態から、利他的な気持ちでこの1週間を始められるような気がして、私の中で、水曜日が1週間の始まりです。 

 昨日も、たくさん太鼓を叩けたことが嬉しかったし、ももかちゃんが始めたばかりなのに、とても音が大きく出ていて、すごいなと思いました。

 ももかちゃんも入って12人で『風の舞』や『わかば』などの曲ができるのが嬉しいです。