「話すことにタイトルをつける」 ななほ

1月18日

 ハウスミーティングで、
「話を上手にまとめて話すには、頭の中で考えをしっかりまとめて、自分の話すことにタイトルをつける」
 という話がありました。

 それに関連して、自分の知っていることは話しやすいけれど、自分の知らない分野や分からないことに関しては、質問が長くなったり、話がまとまらないという話しも、お父さんがしてくださりました。

 私は、話がまとまらないということとは別に、全体として、知識量、知っていることが少ないように思います。

 それで、今、私の隣には国語辞書があります。

 普段、生活をしていても、誰かとの会話の中で、正しい意味が分からない言葉、読めない漢字、聞いたことのない単語が出てくる場面があるので、それらを曖昧なままにせず、自分の中に語彙力を増やしていきたいなと思いました。

 また、小説もたくさん読んで、知っている世界や感情の幅を広げて、もっと融通を利かせて物事を考えたり、誰かとコミュニケーションがとれるようにしていきたいと思いました。

 

・好きになること

 また、ハウスミーティングの中で、
「自分が利他心か、利己心かを判断するのは難しい。でも、利他心を持つには、自分のことをまず、好きになって大切にできないと、他人のことも大切に思ったり、利他心で接することはできない」
 とお父さんが話してくれました。

 今までにも、何度も自分を大切にすること、自分を好きになることという話があったけれど、昨日は改めて、その言葉の意味が入ってくるように感じました。

 人は誰でも、悪いことはしたくないし、誰かに優しくしたい、誰かを大切にしたい、喜ばせたいと思っている。
 それは、私も同じなんだなと思いました。

 ウィンターコンサートの脚本にあったように、自分だけが欲を消せないんじゃないか、自分だけが意地悪で我が強いんじゃないかと思うと、それをどうこうする前に、出口のないような、とても悲しい気持ちになる自分がいます。

 でも、それは調子の落ちているときで、普段は本当は私の中に、なのはなのみんなや自分以外の人を喜ばせたい、楽しませたいと思っています。

 だから、「これは、自分の欲なんじゃないか」と思ったときは、それに対して自己否定したり、反省したりするのではなく、すぐ、自分の使命を思い、それに恥じない行動をと心がけたらいいのかなと思い、そう思うためにも、自分を好きでいることを忘れないで痛いです。

 

・もみすり小屋の子供工場

 今日も子供組で、お母さんのお誕生日会に向けて、準備を進めました。
 私たちの作っている、ある制作物も90パーセントくらい、進んでいます。

 みんなと、「なんだか、野菜切りみたいだね」と話しているのですが、何か料理をするとき、料理の下準備に時間がかかるように、私たちもある制作物を作るにあたって、同じことを思います。

 ある素材を探して、それを洗って、下書きをして、カットして。
 昨日は、さくらちゃんとももかちゃんが、もみすり小屋でそれらを素敵な色に塗ってくれました。

 その間、残りの3人で髪飾りに使うパーツを新たに切ったり、ダンスの解読をして踊れるようにしていたのですが、ときおり、もみすり小屋へ行くと、そこが、OO工場になっていて(まだ、OOはお楽しみ)、その光景が綺麗でした。

 OOというのも、不思議なので、子供工場と言うことにします。でも、子供を製造しているわけではないので、誤解はないように。

 その子供工場には、さくらちゃん、なつみちゃん、りなちゃん、ももかちゃん、私となのはな子供組と、須原さんしかいません。

 色の塗ったものを広げて、それがずらーっと天井に干されていると私たちの秘密基地のようで、嬉しかったです。

 あと、残り6日。大好きなお母さんに喜んでもらえるように、最後まで素敵な制作物を作ります!