11月15日(日)「子供組チーム、制作ドラマ & 優しさで燃えた、とんど焼き」

1月15日のなのはな

 今月の23日は、わたしたちの大好きなお母さんのお誕生日。
 22日の日曜日、午後から開かれるお誕生日会に向けて、子供組も出し物を考えています。

 わたしは成人式が終わった夜から、(お母さんのお誕生日に、これをしたい!)というやりたいこと、作りたいものが1つずつあり、子供組のみんなに、「一緒にやってくれませんか」と声を掛けたら「いいね! やろうやろう!」と心よく仲間になってくれて、さっそく替え歌作りが開始しました。

 お母さんがこの歌を聞いて笑顔になって、嬉しい気持ちになって、なのはなのお母さんで良かったなと思ってくれたらいいな、そう思ってみんなと、お母さんを好きな気持ちを歌詞にのせて、歌っていると、早くお誕生日会にならないかなと楽しみなような、まだもう少し作る過程を遊んでいたいような、どちらにしても、お母さんの笑顔を思い浮かべている時間に心が充電されました。

 

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 制作物は昨日から作り始まりました。
 素材は、ハウスの修繕の際に出てきたお古の農業用資材。
 須原さんに「処分」と言われ、捨てられるはずだった資材を、さくらちゃんが(子供組で使えるかも)とこっそり取っておいてくれて、洗って拭いて、ある形にカットして試しに一着作ってみました。
 ななほちゃんが付けてみると、想像以上に可愛い。
 しかし、資材の量に限りがあり、パーツが足りません。
 代わりとなる材料の目星はついているけれど、新品だから切って使って良いのか、難しいところ。

 ひとまず、子供組のみんなと、あゆちゃんに完成した一着を見てもらって、新品を使ってもいいか相談しにくと、「わぁ、かわいいね。でも……」と言って、考えてしまいました。
 わたしも、
(さすがにダメかなぁ、だとしたら何を使おう。どうしよう)
 と困ってしまって、あゆちゃんは、「うーん、お父さんに相談してみようかな」と言いながら、わたしたちが使いたいと思っている資材のところまで行って、袋を破き、こんな素材で、こうしたら綺麗に使える、というのを教えてくれました。
 ほつれないように外側を火で焙る必要は出てきたけれど、質感はばっちりです。
(これしかない!)と思う素敵な材料だけれど、そう思えば思うほど、お父さんに「うーん、ダメ」と言われればショックが大きくなり、相談に行くのがドキドキしてきました。

 

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 お母さんへの衣装のプレゼントとして届けたいと思うほど、(どうか「イイよ」と言ってほしい)と思ってしまいます。
 もし、使えなかった場合に備えてということで、納屋下に、使い古しの物があったりしないか、探しに行きました。
 ななほちゃんと、りなちゃんと一緒に納屋下に行くと、校長室のベランダからお父さんが、「何してるの?」と声を掛けてくれて、ななほちゃんがここまでの経緯をお父さんに話してくれました。
 お父さんは、「その使いたいやつを今から見に行くよ」と言って、材料が置かれている子供玄関に来てくださいました。ダメと言われる心の準備ができる前に、お父さんとの相談タイムになってしまいました。

 子供組で半円状になってお父さんと材料を囲んでの、検討が始まります。
 お父さんが、「これは何に使うやつ?」と尋ね、さくらちゃんが、「農業用被覆資材と書かれてありました」と答えると、お父さんが「フーン」と言います。
(あぁ、このフーンは、ダメなフーンかもしれない)
 次にお父さんが、「これって、どのくらいあるの?」と尋ね、ななほちゃんが、「沢山、3,40本、ロールであると思います」と答えて、お父さんがまた「フーン」と言います。
(やっぱり、お父さんのこの表情と、このフーンの感じ、ダメなんだ)
 みんなの空気も不安と緊張が混ざり、みんなが(ダメかもしれない……)と思います。

 ななほちゃんが、「やっぱり、新品は使わない方が良いですよね」と遠慮がちに言うと、お父さんが「うん」と言い、そのあとすぐ、「うん、イイよ」と言って、廊下に向かって歩き始めました。
「え?」子供組全員、顔を見合わせて、一瞬時が止まり、そのあとすぐ「やったー!!!!」の歓喜の声と、満面の笑顔。みんなもわたしもピョンピョン飛び跳ねて喜びます。お父さんは振り返ってニヤッとしました。わたしは嬉しい気持ちと安心の気持ちで涙が出てきて、そしたらななほちゃんが、「やったね、作ろう!」と肩を抱いて言ってくれて、単純ですがお父さんも子供組も、だいすきだと思いました。

 お父さんとあゆちゃんと子供組で作った、お母さんへの衣装のプレゼント。
 楽しみにしていてください!

(なつみ)

 

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〈各チームで練習や準備を進めました!〉

 

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 今日は、何日!? 15日! お正月の締めくくりとして、お飾り・書初めを燃やし、その後、出た墨をおでこに付け、無病息災を願う『とんど焼き』を行いました。

 昼食後、各々、書初めやお飾りを持って中庭へ向かいました。着くと、既に火がたかれていて、もくもくと煙の香りがしました。そのにおいをかぐと、ワクワクが倍増。それだけでは、ありません。お餅つき大会の記憶が蘇る香りで、懐かしい気持ちにもなりました。

 そして、始まった、とんど焼き。みんなが2か所の火を囲み、思い思いのタイミングで、お飾りや書初めを入れて行きます。私は、この時、この行事がここまで盛り上がるとは、思ってもいませんでした。

 

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 まず、まえちゃんがお飾りを入れ、火がぼぉっと燃えました。その勢いに乗って、みんなが「入れまーす!」という掛け声で、書初めを入れていきました。すると、すると、隣から、「行けーーっ! 上がれーーー!」と応援団のような力強い声が聞こえてきました。ここまで、迫力のある声の持ち主は、ただ1人。りゅうさんです。その言葉に乗って、みんなが一斉に、「上がれー!」と声を上げ始め、場が一気に、盛り上がり始めました。私も、楽しくなって声が枯れてしまうくらい、張り上げました。でも、声をただ張り上げ、盛り上げるだけでは、ありません。たくさんの子の書初めが、舞って、みんな字がうまくなりますように、願いが叶いますようにと。思いもこめます。その場にいない、お仕事組さんや卒業生の分も、大切に、入れます。

 もう1つの箇所から、歓声が聞こえました。なんだ? と思い、見てみると。誰かの書初めが、空高く、高く、舞っていました。みつきちゃんの書初めでした。そのまま、空に吸い込まれて行くのではないかと思うぐらい、高く舞っていました。みつきちゃんは、満面の笑み。周りのみんなも、凄く嬉しそうな表情をしていました。

 

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 昨日と今朝は、雨が降っていたため、湿度が高め。そのため、少し燃えにくく、火が時々消えてしまう事が、ありました。しかし、りゅうさんが、「ふー---っふー-」と顔を真っ赤にするほど、全力で息を吹きかけてくれていました。あゆちゃんが、最終的にはチャッカマンを使って、もう一度、起こしてくれましたが、その一生懸命な姿を見ると、心がピンク色に染まるような、温かい気持ちになりました。

 

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 私は、りゅうさんの優しい思いでついた、火に書初めをいれました。(舞って!)と思いをこめて。しかし、残念ながら舞うことはありませんでした……しかし、りゅうさんとゆきちゃんの「行けー!」と驚くくらい気迫のある、掛け声が始まった途端に、ピクリピクリ。ヒラヒラ。! なんと、舞いました。凄く嬉しかったです。舞ったこともですが、それ以前に、2人が全力で思いをこめてくれた事が、有難く、優しいお姉ちゃんとお兄ちゃんだな、と心がぽかぽかしました。

 

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 ほかのみんなも、ラストスパートかのように、勢いよく入れて行き、みんなでみんなの書初めに思いを込めます。丸くなって、1つの場所に向かって、気持ちを1つにしている感覚がありました。
 今日が試験当日であった、えみちゃんの分も、のんちゃんが入れます。みんなも、試験が合格しますように。という、思いを込めて。誰よりも、大きな歓声があがりました。みんな、思いは1つです。えみちゃんに、届いたのではないのでしょうか。

 みんな、燃やし終えて、ラスト。無病息災を願う大事な墨入れ。みんなの思いの沢山こめられた、墨をおでこにペタッ。みんなが、順々にまわしあいながら、一人ひとりに付けていきます。私は、つきちゃんに付けてもらいました。つきちゃんの指先から、エナジーをもらった気分になりました。ほかのみんなも、ペタッ、ペタッ。みんな、笑顔に。おでこに墨を付けてニコニコしている、みんなの姿が、とても可愛いかったです。

 

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 とんど焼きは、とても盛り上がり、勇ましい火から、みんなの歓声などから、ものすごく力をもらいました。今年はどんな、1年になるのでしょうか。楽しみです!

(ももか)