1月12日(木)「2023年最初の建築作業 & 清水白桃の剪定」

1月12日のなのはな

 

 永禮さんが運転してくださる脱粒機から、次々に出てくる宝物。昨日に引き続き、保育園前畑で、黒大豆の脱粒をし、無事に全ての脱粒を終えることができました。そして、作業場所を見回っての豆拾いも進んでいます。

 今日は、最高気温14度。暖かい中で、建築作業や桃の剪定、ニンニクの液肥やり、収穫、そして室内ではユズのジャム作りなどを行いました。

 

 

 

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 今年もスタート、須原さんとの建築作業。2023年第1号は、二重ハウスの修繕です。ちょっと訂正、二重ハウスから一重ハウスにするために修繕です。

 吉畑手前ハウスと新ハウスの間に立てる二重ハウスは、内のハウスの地中に電熱線を敷いて、寒さに弱い野菜や果樹を育てる場所として活躍していました。しかし前年の秋にきた台風の影響で外のビニールがはがれて、破れたビニールに雨水が溜まって雨漏れがするようになってしまい、使用できなくなってしまっていました。

 他のハウス修繕や、コンサート期間はなかなか手を付けられずにいましたが、ようやく修繕作業が始まりました。
 今日は、午前と午後にかけて、新しいビニールを張るための前準備を主にしました。

 午前は、さくらちゃんがリーダーとなってくれて、どれみちゃん、なつみちゃん、わたしの4人で進めました。
 やることとしてはハウス周りの草刈り、ビニールはずし、巻き上げ機の取り外し、内のハウスの内骨の解体です。一工程ずつ、目標時間を設定して、スピードを意識して行いました。

 ハウスのビニールを張ることはあっても、剥がすということは、あまり、ありません。パッカーを取り外していくと、少しずつビニールが外れていきました。天井のパイプに引っかかってしまった部分は、さくらちゃんが、カッターを取り付けた竹の棒をその場で自作してくれて、長い竹を器用に扱って、引っかかりを裂いてくれました。

 

 

 面白かったのは、内ハウスの木枠とパイプの解体です。覆われていたビニールを取り外すと、基礎枠だけになり、アーチや横パイプは鉄材でできていて、入り口と出口は手製の木枠で作られていたことがわかりました。内ハウスがどうやって作られていたのかを知ることができて、何だか、歴史を感じて嬉しくなりました。

 このハウスを作ったときは、須原さんと誰が作ったのかな、と思いながら、組み立てたときの手順を想像しながら、今度はその逆の順番になるように、まずは木枠部分から解体をしていきました。打ち込まれたビスをインパクトで緩めて、さらにタッカーで留められたビニールも剥がして解体していきました。

 それまでは大きく見えていた内ハウスも、基礎枠だけになると意外と小さく感じたり、さらに木枠でできていた部分も1本1本の木材だけになってしまうと、少し寂しく感じました。作るのは大変だけれど、壊すのは一瞬だと思いました。
 木枠の解体と同時並行で、須原さんたちがパイプの解体も進めてくださいました。見る見るうちに二重ハウスが、外枠のパイプの骨組みだけになって、景色が様変わりしました。

 

 

 午後からは、剥がしたビニールをグラウンドに広げて、再利用できるものを選別して、サイズを出して束ねました。台風の影響でビニールの一部は破れてしまったけれど、まだきれいな部分も多く残っているので、その部分だけを切り取りました。今回は使用できませんが、この先に、もし二重ハウスのように小さなハウスを組むときがあったら、このビニールを再利用することができるので、次に使うときのことを思って、大きさも細かく出して、わかりやすく収納することができました。

 さらに、ハウスの中にしばらく置いたままになっていた園芸用具なども、あるべき場所に収めて、ハウスの中は広々ときれいになりました。

 ここまでが前準備で、いよいよ修繕に移ります。まず、これからの方針を須原さんと話し合って、まずは害虫ネットと防草シートを取り外していくことになりました。脚立にのって、インパクトを持って作業するのが久しぶりでしたが、やっぱりインパクトを使った作業が楽しいなと感じました。
 防草シートも取り外してしまうと、足下も寒々しくなって、裸になった骨組みだけが寂しそうに見えました。早く新しいビニールを張ってあげたいという気持ちになりました。

 

 

 明日は地面を整地して、骨組みの一部を修正してから、新しいビニールをハウスの大きさにカットする予定です。
今日、須原さん、さくらちゃんたちと作業をして、連携が上手くとれたと感じた部分を、明日はもっと増やして、目標は4日間で完成を目指して、効率よく動いていきたいです。

(るりこ)

 

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 桃の冬季剪定が始まっています。昨日までで、開墾26アールの清水白桃と浅間白桃を終えて、今日は池上桃畑の清水白桃に入りました。

 

 

 春季剪定のときと同じく、1人1枝担当で進めています。毎回あんなちゃんが、どの枝を切るか、その理由も含めて詳しく説明をしながら教えてくれます。そして、それを元に次はどの枝を切るべきかを自分なりに考えたうえで、あんなちゃんに教えてもらいます。そうして、答え合わせ方式で進めていっています。

 池上桃畑の樹は、開墾26アールの清水白桃や浅間白桃の樹よりも大きいので、スケールが大きく、最初はどう考えたらいいのかが分かりにくかったです。でも、あんなちゃんに説明をしてもらいながら剪定をしていくと、少しずつ整理されてきて、どこを落としていくべきかがクリアになっていきました。

 

 

 考え方は、秋季剪定と基本的には同じなので、その経験が活かせて、積み重ねられることが嬉しいです。まず先端がどれかを見極めて、競合してしまう枝や内向枝を落とします。枝同士の重なりを解消し、垂れている枝は相応しいところでつめます。さらには、秋季剪定で途中まで切った切り株のところや、その他の邪魔な枝や下枝などを落としていきます。

 秋季剪定よりも細かいところまで剪定をしていくので、少し違う難しさもありますが、切るたびに樹形が整っていくと、桃の樹も気持ちがよさそうで、私も気持ちがスッキリとしていきました。

 

 

 あんなちゃんの説明を聞くと、あんなちゃんが深く広く桃を見て、緻密に考えていることを感じます。どんな樹形でも、今できる一番良い形を目指して、潔く判断していくあんなちゃんが本当に格好良いです。まだ分からないことが多かったり、しっかりと学んで、1回1回積み重ねていけるようにしていきたいです。

 

 

 今日は、1日で約3本の桃の樹の剪定が進みました。大きな樹だとやはり時間はかかりますが、確実に良い形で進めていけるように頑張りたいと思います。

(つき)