「さとみちゃんとの園芸作業」 せいこ

1月11日

 さとみちゃんとの園芸作業、すごく楽しいです。
 昨日から始めた、中庭の花壇作り。お母さんからの依頼で、中庭のジャングルジムの隣に作ることになり、レンガで囲んだ可愛い花壇を今日完成できました。
 赤いレンガと、灰色のレンガ、
(須原さん曰く、この灰色の方は、レンガでは無いそう。名前を忘れてしまいましたが、道路の歩道などで使われるものだそうです)
 を高さは2段に積み上げて並べていくことに。
「どんな規則で並べる? 赤1個に対して灰色4つとか?」
 さとみちゃんに尋ねると
「いや、規則はなくていい。計算せずにランダムで行こう」
 と即答してくれました。
 柔らかい声で、潔く判断するさとみちゃん。さとみちゃんの、こういう所が大好きだなぁと思います。

 花壇となる範囲全体を見て、赤を置く位置を何となく決めて、あとは、実際にレンガを置きながら灰色と赤を感覚で混ぜて行く、そんな方法で配色していきました。
 この間、さとみちゃんとパンジーを植えたときも、植え穴にどの色のパンジーを植えるかは事前に決めずに、その場で、ランダムに苗を置いていってくれていたのですが、こういう風に全体のプランを大まかに立てながら、あとは感覚で、美しく彩ってくれていました。
 さとみちゃんにセンスを鍛えてもらっているような時間がすごく楽しかったし、最後に、さとみちゃんが少し離れた所から花壇を見てくれて、
「うん、綺麗だと思う」
 と、言ってくれた時は、もう、とってもとっても嬉しかったです。

 花壇にする範囲は、少し傾斜になっているので、土を追加で入れながら平らに調整する必要がありました。畑の土をねこにいっぱい盛って持ってくるのは、かなりのハードな工程だったのですが、さとちゃんと一緒だとそれも面白かったし、水平な花壇になるようにレンガを置いたのに、私の物わかりが悪くて、間違って余計に傾きが急になるような感じに置いてしまった時に
「ちゃうやん」
 と、物静かに突っ込んでくれてたのも、いま思い返すと、面白かったな、と思って、思い出し笑いを1人でしています。

 花壇の半分にはスイセンの球根が埋まっていて、春が近づくにつれて芽が出てくるそう。
 もう半分には、ハウスで育てていたネモフィラの苗を植えました。今年は生育が早く、もう花を咲かせているものもあります。
 お客様玄関の花壇には色とりどりのパンジー、中庭には、ネモフィラ。まだ冬だけど、どんどん古吉野周りがカラフルになっています。

 明日からは新しいABパターン。ハウスミーティングのメンバーも変わって、今のメンバーが解散になるのは少し寂しいけれど、また新しいメンバーでお話しできるのも楽しみです。今日も1日ありがとうございました。