1月9日
●お引っ越し
朝から、みんなでお引っ越しをしました。居室もタンスも棚も変わって、みんなで荷物の大移動です。
寒くなってくると、もこもこ分厚い冬服がタンスの中でぎゅうぎゅうとしてきていました。最近、セーターやフリースも頂いたので、服をもう一度見直して仕舞ったり、綺麗に詰め直すことができて、この機会がありがたくてうれしかったです。
わたしは、小さいタンスに仕舞ったままの空いたケースやボトルに困っていたのですが、他の子が、「かわいいケースだから、小物入れにしたら?」と声をかけてくれたり、りなちゃんが、「なのはなで作ったゆず化粧水を入れるのに、そのボトル欲しい!」とすごく喜んでくれたりして、みんなのおかげで気持ちよく片付けることができました。
途中、同じ部屋で整理をしていたほしちゃんが、「これ、出てきた!」と成人式のアルバムを見せてくれたりして、「見せて! ああ~、かわいいねえ!」とみんなで集まって、きゃっきゃと盛り上がってしまいました。
みんなで思い出にひたりながら、ちょっぴりお掃除から脱線しつつも、あれこれ片付けたり整理をする時間が、あったかかったです。
今は、みんなも知って受け入れてくれているように、なかなか物が捨てにくいわたしだけれど、なのはなに来る前は真逆だったなあと思います。
周りの人に、「要らないでしょ」と言われると捨てざるを得なかったし、時には判断もなく捨てられてしまうこともありました。「使わないもの=捨てる」という脅迫的な考えがずっと頭にあって、物に対する思い入れも思い出も関係なく、片付けてゴミに出してしまっていました。
わたしにとって片付けは、捨てることがメインで、さみしくてこわいものでした。
でも、なのはなに来てから、みんなからもらった物、みんなと遊んだときの物、みんなで作った物、それがまた使うことがなくても、自分の意志で取っておきたいと思えることがうれしいです。
みんなとの思い出の物は、ひとまとめにして、棚の中に仕舞っておきました。これからも増えるんだと思うと、わくわくしてきたし、またスペースを作っておかなくちゃ! と思いました。
今日は祝日で、お仕事組さんが居てくれました。校内に家族が大勢居てくれる空気にほっとして、夕ご飯のお鍋で身体もあたたまりました。
これから、お風呂に行って、さらにあたたまってきます! おやすみなさい。