「何回やり直しになっても」 なる

1月7日

 明日は成人式です。
 さくらちゃん、なつみちゃんが成人を迎えます。
 お祝いのムービーをチームに分かれて撮影して、みんなでお祝いできるように考えてくれていて、昨日の夜に発表がありました。
 私は、ダンスや替え歌でムービーをつくるチームで、まなかちゃんと一緒にリーダーをさせてもらいました。

「今のなのはなの空気を思い出せるようなムービーにしたい」「それならウィンターコンサートの曲が使いたいね」
「私『オーバーパス』のダンスの振りがやりたい」「身体の細胞が喜んでいるみたいになるかな」
 まなかちゃんとやりたいことを出し合いました。

 そしてチームのみんなと相談して、「さくらちゃん、なつみちゃん 成人おめでとう」と一文字ずつ貼り付けた風船を、コンサートで踊った『オーバーパス・グラフティ』のダンスの振りに合わせて回していくという構成に決まりました。

 練習時間は今日の午後の1時間。
 果たしてちゃんと形になって撮影できるだろうかと夜から緊張しながらも、2人をお祝いできる嬉しさで、きっと良いようになると信じることができました。
 並びを決めて、風船を回していく練習。ゆっくりから始めて少しずつ早くしていって、自分の動きがないところの動きを決めて、と詰めていきました。出てくるところは自分の中ではっきりとイメージができていなかったのですが、みんなから、「こんなふうにしたら?」とアイディアが出てきて、すぐに決まりました。

 予定通り15時から撮影開始。
 1回目。「さくらちゃん」の順番が違って撮り直し。
 2回目。「カット、カット!」ななほちゃんの声でストップ。風船が転がって取り直し。
 3回目。風船がちょっともたついて悔しい感じが残る。そこで「もう1回撮りますか?」とビデオカメラを構えていたせいこちゃんが明るく声をかけてくれてラストチャレンジ!

 4回目。順調、と思いきや、最後の風船が飛んでいく。けれど自分の風船を持つのに精一杯で、隣のゆりかちゃんにちゃんと渡ったか見届ける余裕がない。最後の台詞が終わって、「OKです!」とせいこちゃんの声を聞いて、ああ成功だったんだ、と安心しました。ゆりかちゃんの方を見ると、「危なかった」とゆりかちゃんが風船をつかんでくれていました。

 一番は成人のさくらちゃん、なつみちゃんをお祝いする気持ちがチームのみんなにあって、だから難しいことをひねり出そうとしなくても自然と良い形に決まっていったし、撮影本番の失敗も成功も何回やり直しになっても、嬉しい気持ちでできたのだと思います。

 ハウスミーティングで、今回のようにリーダーになったりなにか形にする、となったとき、終わるまでそのことしか考えられなくなってほかのことが手に着かなくなってしまうのは、経験を重ねることで必要な力の入れ方がわかってくるかと、お父さんに質問すると、気持ちの切替えが下手とも言えるけれど、良いものにしたいと思って執着することはいいことだとお父さんが教えてくれました。

 良いものにできるか緊張したし、できることは全部やりたいと思って臨んで、みんなで良いムービーを作れたことがスパンは短かったけれど自分の中では大切な成功体験になりました。不器用かもしれないけれど、自分の精一杯で良いものを目指して力を果たしていきたいです。

 明日はいよいよ成人式です。
 さくらちゃん、なつみちゃんにとって、いい節目の1日になるようにお祝いしたいです。