「西の空に雲」 りんね

1月7日

〇夜の集合

 夜の集合でお父さんが、ハウスミーティングで出たお話を、してくれました。

 1つは気持ちの硬さを、どう柔らかくしていけばよいか、という質問。
 それは、気持ちが柔らかい人を好きになることで、その人に自然と近づいていくことができる、ということでした。
 その人に共感して、自分もそのようになれるかな、と思うときに、人を好きになることを教えてもらいました。
 心を開いて、その人の柔らかさ、いいところを感じ取って、好きになることが大切ということ。
 私は気持ちが非常に硬いのですが、自分を守ったり、殻にこもったり、というよりも、勇気を出して心を開いて、人を好きになっていきたいと思いました。

 もう1つは、今に幸せを感じて生きるということ。
 お父さんのほぼ日手帳に、「今日を100パーセントで幸せに生きているのは、ゴリラ」ということが書かれていたそうでした。
 明日の保障、来月の保障を求めず生きていくときに、100パーセントの安心、不安要素が全くない、ということはない。青空だけれど、西の空に雲がかかっているような、不安はある。
 けれど、そういう不安を持っている中で、今を楽しんで生きていくんだよ、と教えてもらいました。

 私は、なのはなに来てからもしばらく、ものすごく不安が大きくて、夢見も毎夜恐ろしいくらい、大変でした。今でも未来を不安に思う気持ちは、普通の人よりは大きいとは思います。
 けれど、不安が全くない、という人は存在しなくて、誰もが心の中に、一抹の不安を抱えながらも、今を幸せに生きることができる、ということに、ほっとするなと思いました。
 不必要な不安は、なのはなで生活する中で、これからどんどん減っていくだろう。でも、今持ってしまっているものも含めて、今から幸せに生きていきたい、と思います。

〇プレゼント

 今日、起きて廊下に出ると、クリスマスの日に見たような張り紙が、してありました。
「またプレゼントが届いたよ! 体育館へGO!」
 とてもびっくりして、体育館へ行くと、さらに驚いてしまいました。
 体育館には、1人ひとり、色違いのモコモコのフリースのプレゼントが、届いていました。

 私に届いたのは、淡い桜色で、優しい色がすごく好きだなあと思いました。着てみるとウサギの毛皮を纏ったように暖かくなりました。
 みんながフリースを着ていると、モコモコと冬毛が生えた感じで、見た目にも暖かくてかわいくて、嬉しいなあと思いました。

〇明日は成人式

 明日は成人式です。成人式へ向けて、午前中はあゆちゃんたちと、体育館の飾り付けをしました。

 私は去年は、成人をお祝いされるという立場でした。

 初めてのなのはな写真館。文化ホールから帰って、体育館の会場へ入ったとき、いつもの体育館とは空気が違っていました。
 宙にてぐすで吊られた、ピンクと白のぼんぼり飾りが綺麗に連なっていて、写真館のブースがたくさんあって、正面の壁には、「祝」という大きな字。
「いつの間に、体育館がこんなに素敵な会場になったんだろう」と驚いて、ありがたいなあ、という思いがしました。

 今回は、私もお祝いをする側。あのとき自分が嬉しかった気持ちを思い出して、まみちゃんや、なるちゃんと、紅白幕を張ったり、ぼんぼりを吊ったりと、飾りつけをできたことが、すごく嬉しかったです。

 午後は、お祝いのフォトムービー撮影を、チームごとに行いました。
 私は、なるちゃん、まなかちゃんリーダーのチーム。昨夜話し合った内容を、体育館で練習して、撮影に向かいました。
 詳細な内容はまだ秘密だけれど、『オーバーパスグラフィティー』の音楽と一緒に、わいわい、賑やかに、とても楽しく、お祝いムービーを撮りました。
 もう一度、とびきり元気でかわいい、オーバーパスグラフィティーの細胞たちになったみたいで、嬉しかったです。
 カメラマンのせいこちゃんが、テイク4くらいも、何度もカメラを撮る中、ずっとにこやかに、私たちと同じ首の振りをしてくれたことも、嬉しかったなと思います。

 明日が、さくらちゃん、なつみちゃん、成人の子たちにとって、宝物の思い出になりますように。
 お祝いする私たちにとっても、心持の節目とする、大切な日にしていきたいです。