「中身の濃いアルバム」 さくら

1月6日 

 

 

 夜の集合のお話が印象に残りました。

 幼少期、周りの人の顔色を窺って、気を遣って来た人は、言葉を発する時、書くとき、これで大丈夫かなと頭の中でシュミレーションしてから出すので、書いたり話したりが考えながらになって遅くなると教えてもらい、当てはまると思いました。

 また、私は読書ができていなくて、なのはなに来てか50冊程しか読めていません。幅が狭いからか、主人公になったつもりでその世界に入るということができないのと、小説に書かれていることを全部受け入れて読むことができないです。

 本が正しく読めないことに、どうしようかなと思っていたときに、今日のお話があって、タイムリーで嬉しかったです。

 幼少期に家族が無口で、楽しい気持ちを感じられない環境で育てられて、そのときの情緒のまま止まってしまっていて、小説を読んでも最後まで読んでも何を受け取ったらいいのか分からないというふうになると教えてもらいました。(かなり省略してしまっているのですが、ここまでしか理解できていません。)何を受け取ったらいいのか分からない、それが当てはまっていました。頑張って読み進めるけれど、感じ方がわかりませんでした。

 誰にでも読みやすい本を教えてもらい、見開き2ページのショージ君のシリーズは見つけられなかったのですが、同じ東海林さだおさんのショージ君の青春期がとても読みやすくて、読みやすい本から読んでいきたいと思いました。

 また、日記を書くときも誰にでも分かりやすいように書くことが大事と教えてもらいました。具体的で、ジャグリングがなくて、説明で終わっていないこと。説明で終わらないというのは、それをした具体的な自分の体験や気持ちを書くということなのかなと思います。

 お父さんは小さいころのことをよく覚えているけれど、それは小さい頃の体験をそのとき覚えて記憶していたものではなく、その後からそのときの写真を見て、その写真から思い出が起こされて覚えているんだと話してくださいました。体験したことを左脳で言葉にして初めて思い出ファイルに記憶されるので、日記は言葉の写真で、毎日書くことで、いつでも引き出すことができる人生の濃いアルバムになっていくんだと思いました。

 今、成人式の撮影をさせてもらっています。写真やムービーを残す、ということが、そのときの記憶になって、お父さんのように濃い面白い思い出を話せることが、優しいことだと思いました。

 

 

 今日の午後はお父さんお母さん、河上さん、あゆちゃんに振袖を選んでいただきました。

 去年村上さんからいただいたピンクの振袖で、着させていただけることがとても嬉しいです。帯揚げは黄緑、帯締めは黄色、重ね襟は薄黄色に決まりました。

 午前はムービー撮影で、須原さん、るりこちゃんと、籾摺り機倉庫、フォークリフトに乗ったところ、バナナハウス、光田んぼの土留め、大門ハウス前の橋、ユーノスハウスで撮影をしました。りなちゃんとつきちゃんが撮ってくれました。るりこちゃんと腹筋Tシャツとつなぎを色違いでるりこちゃんが青、私が赤をはいて、ヘッドフォンも色違いで、るりこちゃんが赤、私が黄色をつけました。須原さんは、       衣装は普段着と思っていたのですが、気が付くと須原さんも腹筋Tシャツを来てくださっていて、それがとても嬉しかったです。

 りなちゃんやつきちゃんが「いいムービーを撮るためならなんでもするよ」と言って、高い所に上ったり、ビー玉を綺麗にするために冷たい川の水を手ですくってくれたり、くっつきむしが付きながら草取りをしてくれました。りなちゃんがカメラを持って、つきちゃんが「3・2・1はい」をしてくれました。2人が楽しんで撮ってくれていることがありがたくて嬉しかったです。

 12時半からはなつみちゃんの撮影に合流させてもらいました。なつみちゃんが赤い少し民族風のワンピースを着て、緑のリボンが編み込まれている三つ編みの髪型が似合っていて、緑のアイラインがとても可愛かったです。なつみちゃんの柔らかい笑顔がとても可愛かったです。

 あゆちゃんがヘアメイク、メイクをしてくれたり、夜には成人式当日の髪型の予行練習をしてくれました。リビングに入ってきたみんなが、声をかけてくれて「可愛いね」「モデルさんみたいだね」と言ってくれたり、ななほちゃんが、「子供組で何する?」と話してくれて、パソコンに向かいながらいいアイデアが浮かんだと突然笑い出す姿も、みんながお祝いムービーのチームで考えてくれることも、勿体ないくらいとてもありがたくて嬉しくて、私はみんなが向けてくれるお祝いの気持ちをそのまま受け取りたいし、気持ちを開いて、誰か一人にでも少しでも返せたらと思います。

 今日も一日ありがとうございました。