「深めていく」 りんね

1月6日 

〇七草がゆ

 午前中、河上さん、まりこちゃん、どれみちゃんと一緒に、台所作業をさせてもらいました。
 私は明日の七草がゆの、野菜を切りました。
 大根、カブ、人参、春菊、水菜。七草の全てがあるというわけではなかったけれど、なのはなで育てている野菜で、みんなの胃や小腸をいたわるおかゆが作られることを想うと、たくさんの野菜を切っていけることが、幸せでした。

 台所にいると、せいこちゃん、さきちゃんがカメラを手に、成人式のお祝いムービーの撮影に来てくれました。
 いつもは河上さんお1人でお祝いメッセージの撮影をしていたけれど、今回は、その場に居合わせた私たちも、河上さんの隣で一緒に、おめでとうと言って映ることになりました。
 気恥ずかしい感じがしたけれど、さくらちゃん、なつみちゃんへ、2人の笑顔を思い浮かべながら、おめでとう、とメッセージを伝えるだけで、温かくて、幸せな気持ちになりました。

 台所での作業は久しぶりだったけれど、とても嬉しかったです。

〇好きになること

 夜の集合で、卒業生の子の相談があったことについて、お父さんが話してくれました。
 職場で、ふとしたときに上司にそっけない態度をしてしまって、そのあと、感謝の気持ちを伝えられなかった。
 それは、普段から上司に対して、尊敬する気持ち、好きな気持ちをいっぱい持っていれば、ふとした瞬間にも、いつでもそういう気持ちを出すことができること。自分が相手を10好きだとしたら、相手も6,7,8くらいは好きになってくれるものだと、教えてくれました。
 また、なのはなの中でも、イライラを出してしまうことがあるのは、相手を正しく評価できていないから。相手がどんな人柄で、本質的にはどんな人なのか、正しく評価することができていたら、イライラすることもない、と教えてもらいました。
 人に対して普段から、プラスの面をたくさん見て、好きな気持ちを持っていたら、例え一時的にマイナスなフィルターがかかったとしても、セーブが利く。
 その話が、今の私にとって必要なことだと、感じました。人のプラスの面を、もっと正しく認識して、尊敬する気持ち、好きな気持ちを深めたいです。

 もっとなのはなでのみんなとの関り方を、いいものにしたいと思いました。