「流れを信じて」 えみ

1月4日

 あけましておめでとうございます。
 ついこのあいだ年を越したを思ったら、あっという間に3が日が終わってしまいました。少し寂しい気持ちもあるけれど、卒業生もたくさん帰ってきてくれて、家族みんなと過ごした時間が濃くて幸せなものだったなと思います。

 年末年始は、試験も近いので、今遊ぶことに対して後ろめたい気持ちもあったけれど、思い切って3日間、みんなの中で過ごさせてもらいました。年越し前はかなり精神的にもきゅうきゅうとしてきていたけれど、みんなとたくさん笑って楽しんで、すごく力をもらったな思います。

 細かいことは長くなってしまうので省略するけれど、みんなの中で、みんなといられることが、ただただ幸せだなと感じる瞬間がたくさんあって、何にも代えられないくらい満たされた気持ちになったなと思います。

 私の今年の抱負は、流れを信じて、怖さや逃げの気持ちをすてて目の前のことに真っすぐに向かうこと。それから、曖昧さをなくして、はっきりとした人になることです。

 書き初めでは、「使命」という文字を書きました。 
 去年のウィンターコンサートの中の大切な言葉でもあって、元旦の日にもお父さんお母さんが私たちの「使命」について改めて話してくださったのが心に残っています。自分たちは、なのはなに来て崖っぷちのところから命を救ってもらったけれど、同じように心に傷を負って、今も苦しさを抱えている人がたくさんいます。

 一人ひとりが、今はどんなに未熟でも、そして時間がかかっても、その人たちの希望となれるように道を作っていくことが私たちの使命であるということ。このなのはなファミリーという場所の存在をもっと多くの求めている人たちに気づいてもらえるようにしていく責任が、一人ひとりにあるんだよということを話してくれました。

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 約1年前から勉強を始めて、今、こうして続けていられるのは、本当にみんなのおかげだなと思います。これは、なのはなに来る前の自分のことを思うと奇跡でしかないです。症状に飲まれていたころは、勉強しないといけないといくら自分を追い立てても全く続かなかったし、苦しさから何とか逃げようとしていただけで将来に希望はありませんでした。

 自分の実力にはまだまだ十分とは言い切れないけれど、自分にはたくさんの仲間がいて、みんなに色んな所で支えてもらったり希望をもらってきたから、壁を乗り越えられたり、諦めずにいられているなと思うし、それが一つの大きな自信になっているなと思います。
 運命は自分ではどうすることもできないけれど、みんなの存在を信じて、残りの10日間を頑張りたいです。

 読んでくださりありがとうございました。