「進化できる1年に」 なつみ

1月1日

 新年あけましておめでとうございます。
 
 こうやって、お正月を家族みんなで、卒業生のみんなも帰ってきてくれて、一緒に過ごすことが出来て、さきちゃんの、「一人のお正月はとっても寂しい」という言葉を聞くと、本当にそうだよなぁと、幸せだなぁと思います。

 昨夜の紅白は書きたいこといっぱいあるのですが、まず、新年の抱負を書き留めておきたいです。

 私は利他心初心者だけど、それに甘んじず、常に一生懸命に、120パーセントの力で、前のめりな気持ちで過ごします。
 みんなにどう思われるかではなくて、自分がお父さんお母さん、みんなのことが好きという気持ちだけで人に向かっていきます。
 本を1年で100冊読みます。

 みんなの前で、抱負を言わせてもらって、自分にとっては心持の宣言の様で、とっても緊張したけれど、声に出すと気持ちが固まるように思いました。
自分はまだまだです、という謙虚な気持ちと、でも将来は絶対もっと成長しているんだ、という自尊心のバランスを上手にとって、前のめりに、1年を過ごします。

 今年もよろしくお願いします。

1月2日 

 まず、書きたいのは夜のセブンブリッジです。
 なんといっても、2022年、毎月7日のセブンブリッジ大会で罰ゲームを制覇した凶運のわたしですが、今日はお父さんお母さん、ペアのまりこちゃん、赤チームのみんなの強運でたくさん勝たせてもらって、2回連続で、一発上がりなど、得難い体験をたくさんさせて頂きました。ありがとうございます。

 日中では、百人一首と書初めの実行委員をしました。
 百人一首は今日までに、みんなに1日2回、食事の席で、一人一句を「あなたの句」としてプレゼントして、覚える機会にしたり、お父さんに解説していただいたり、実行委員の方では、大人数の百人一首を企画したり、それもちさとちゃんのアイデアが主なのですが、ストライクゾーンから外れないけれど、「どうしたら面白くなるか」ということを考えて、理論立てて積み上げていくのが、建設的な考えと言うんだなと思って、わたしも日々の生活で訓練していきたいです。

 午後には、書初めをさせて頂いて、静かな時間にとても心が静まったし、練習して少しずつでも顔真卿のスピード感や気持ちを掴んでいける感覚が、興味深く、そういう意味で面白かったです。
 食事の席でも話したのですが、中間でお父さんが講評をして回って下さって、「焼肉食べ放題の後の顔真卿の字。元気で良い」「フルマラソンを走り切った後の顔真卿の字。伸び伸びしている」等、お父さんのユーモアと表現力がすごいなぁと思いました。

 わたしは、お手本の「知時」という字の時の最後の2画目のはねが上手にできなくて、ばさばさになってしまっていました。
うまく出来ていないのをお父さんに見てもらうのは、(きっと、はねができてないと言われるだろうなぁ)と思って気が進まなかったのですが、お父さんが「出来ていないけれど、真似ようという気持ちは伝わる」と言ってくださって、元気が出たし、書初めだけではなくて、素直な気持ちだったり、よかれの気持ちは、結果的にどうなったとしても、その心持が大事なんだなと思ったりして、自分の気持ちの面でも、書初めも頑張ろうと思いました。

 食堂の壁や黒板に張られたみんなの「知時」と抱負の字が、食堂にギュッとダークマターを呼び込んでくれたのか、見ているととても幸せな気持ちになりました。

 自分の事ばかりになってしまいましたが、今年がなのはなファミリーにとっても、そして、わたしにとっても進化できる1年にできるように頑張ります。

 おやすみなさい。明日もとっても楽しみです。