「気がつけたときに」 ふみ

12月28日

 お父さんがハウスミーティングでしてくださったお話が印象に残っています。

 歯が痛いといって歯医者に行った人の話でした。
 歯が痛くて、歯医者さんに行き、レントゲンをとったりして、診てもらったところ、神経をとってしまっているから、本来なら痛みは感じないという結果でした。
 でも、歯が痛いのにはなにか理由があり、何か思い当たることがないかと歯医者さんと聞かれて、その人が思い当たることを話しました。

 最近、お皿を割ってしまったこと。それは、大事なときに大切に使っていたお皿でした。他には代えられない、可愛くて、大切なお皿。すごくお気に入りで大事に使っていたから、そのお皿を割ってしまったことが悲しかった。
 歯医者さんは、その話を聞いて、「大切なお皿だったんですね、それは悲しんでいいんですよ」と、話を聞いてくれた。
 話してから、次の日、痛みが和らいだというお話でした。

 私は、この話しを聞かせてもらって、この話しとは少し離れてしまうかもしれませんが、思い出したことがあります。

 私は、なのはなに来る直前は、頭がいつも痛かったです。
 原因はなにかわからないから、痛みどめを飲むしかなくて、ずっと痛みがある自分にも嫌気がさしてきて、どうしたらいいのかわからない状態でした。

 なのはなに来て、頭痛はすぐになくなりました。痛みの原因を、お父さん、お母さんに教えてもらって、自分でも納得がいって、気がつくことができたから、自分のなかで悲しいこと、ストレスだと思っていなかったことが、すごく負担になっていたことがわかりました。縛られていた自分のSOSだったのだと思います。
 自分が深く悲しんだこと、たった1回の出来事でそれが傷みとなってしまうこと。その出来事を、私はお父さん、お母さんに話して、お父さん、お母さんが聞いてくださって、その悲しかった経験は、お父さん、お母さんが覚えていてくれて、なのはなのみんなも共感してくれて、傷みが癒やされていきました。

 私が、頭痛の痛みが強くて休んでいたときに、あゆちゃんが話してくれたことがあります。
「理由が必ずあって、それに気がついたときに、もうなおったも同然なんだよ」

 お父さん、お母さんは、私の頭痛の原因を教えてくださいました。気がつけたときに、なおったのも同然。
 それは、回復するのと一緒だと感じます。自分が苦しかったこと、傷の原因、答えをお父さん、お母さんに教えていただいて、気がついたときに回復することができる。
 回復の道へと、答えにまっすぐに向かっていきたいです。