12月24日(土)「ホワイトお餅つき大会 & ずっと繋いでいく、盛男おじいちゃんから教えてもらったしめ縄作り☆」

12月24日のなのはな 

 目の前に広がる、銀世界。 
 朝、リビングにいたら「ななほちゃん、クリスマス! クリスマース!」と歌うように、まなかちゃんがおはようと挨拶をしてくれました。
(あれ? まなかちゃんだけ、サンタさんが来たのかな)。
 そう思い、「今日はクリスマスイブだよ」と言うと、「あ、そうか。クリスマスイブか!」といいながら、またもや嬉しそうにリビングを出て行って、その空気に温かい気持ちになりました。

 外は雪が降り積もり、古吉野なのはなも至る所でクリスマスの飾り付けがされていて、私もまなかちゃんと一緒で、1週間前から気分はクリスマスです。

 そして、ホワイトクリスマスイブのこの日、なのはなファミリーはホワイトお餅つき大会が行われました。

 

 

 昨日から、須原さんやあゆちゃんを中心に、中庭にはテントと臼が用意されて、体育館はお餅つき会場に。

 

 

 お餅つきの始まる前、あゆちゃんが「子供組のみんなは、1年生教室に集まってください」と放送をしてくれて、「みんなで、お揃いにしよ!」といいながらクリスマスの髪飾りを選んでくれました。
 なのはな子供組の妹であるももかちゃんは、サンタさんの帽子がついた赤いメガネ。さくらちゃんと、なつみちゃん、りなちゃんはあゆちゃんとお揃いのリボン。
 私は、河上さんたちとお揃いでまん丸とした赤・白・緑のポンポンがついた髪ゴムを選んでもらいました。

 朝の8時過ぎには、もう須原さんや河上さんの姿があって、私も気合いは十分に。
 なのはなファミリー友の会の永禮さん、松山さん、中島さんも来てくださり、第1回戦お餅つき、スタート!「よいしょ、よいしょ」
 蒸し上がったばかりのもち米から魔法のように湯気が立ち上る中、両手でしっかりと杵を持ち、まずはお米を臼の中でこねます。

 

 

 しっかりと腰を入れて、向かいの人の方へこねこね・・・・・・。
 しばらくすると、お米のつぶつぶが消えて、餅ウサギに。

 

 

 お餅の塊がまん丸になって、湯気の立つ餅ウサギは、今度、ペッタンペッタン、弾力を増していきます。

 日本から見るお月様は、「ウサギさんたちがお餅つきをしているよう」なのですが、今回は私たちがウサギになって、臼の中に餅ウサギを見ます。

 まずは丸餅を17回戦、木の臼・石の臼・もちつき機でついていったのですが、寒い中でも、力いっぱい餅をついていると、内側から身体が熱くなってきました。

 

 

 中でも永禮さんと高速餅つきをしたときは、私たちを囲んで「よいしょ」と応援をしてくれていたみんなの熱気も一段と高まり、私もついていて、力試しをしているようで楽しかったです。

 

 

 そのあとも、よしみちゃんやなつみちゃん、りんねちゃんと高速餅つきをしてみたり、みんながペッタンペッタンしている側で、応援合戦をしたり、お祭りのような賑やかの空気に元気が出ました。

 

 

 そして、お餅つきはつくだけが楽しいのではなく、丸めるのもとっても楽しいのです。
 大きなお餅の塊を、お母さんや河上さん、あゆちゃんが小さなお餅の塊にしてくれて、それを綺麗に丸めるのが、これまた、ハマってしまいます。

 

 

 つきたての温かく、フワフワとしたお餅は赤ちゃんのほっぺたです。
 ちょうど、たけちゃんとたいちゃんもクリスマスコーデでお餅つき大会に来てくれていて、ボーッとしていたら2人のことも、お餅のお部屋に連れて行ってしまいそうでした。(お餅のお部屋とは、家庭科室のこと。お持ち運び係の子ができあがったお餅をその都度、家庭科室へ運んでくれて、雪が降り積もったかのように、家庭科室がお餅で白く埋まっていました)

 

 

 そうこうしていたら、丸餅が終わり、今度は豆餅に。なのはなの豆餅は、大粒の黒大豆が入ります。

 毎年、豆餅になると、どの段階で黒豆を投入し、どの程度混ぜ込むのかで、お父さんから指導が入るのですが、今年は事前に「黒豆を入れたらつかずに、混ぜ込む」ということをみんなで共通認識してから始めました。

 その結果は、とってもいい感じ。

 豆がつぶれることなく残っているけれど、松山さんやりゅうさんの腕前で、どこを切っても豆があるというくらい、豆が均等に混ざりました。

  つき上がった豆餅は河上さんとあゆちゃんの手によって、なまこ型に形成されます。
 私も一度だけ、なまこ型を作らせてもらったのですが、見た目よりも、予想外に伸ばすのが難しかったです。

 

 

 でも、河上さんの隣で河上さんの手つきを見ながら伸ばして、広げると、日本版シュトーレンのようになり、お正月に豆餅をいただけるのが楽しみだなと思いました。

 

 

 そして、ピーナッツ餅。
 なのはなで初めて作るピーナッツ餅はピーナッツも、なのはな産です。

 私はなのはなに来るまで、豆餅と言えばピーナッツとあおさのりが入ったものを想像していたのですが、なのはなの豆餅は黒豆で、なのはなのピーナッツ餅には塩ではなく、砂糖が入ります。
 でも、その砂糖というのがちょっと問題。第1回戦目で機械でお餅をついたとき、砂糖を初めに入れてしまったら、中々、餅が固まらない。
 その後、機械から石臼に移され、友の会の男性方3人が力を尽くしてくださったのですが、残念ながら完全に餅になることはありませんでした。
 でも、嬉しいことに、その砂糖とピーナッツの入ったもち米は小さなおにぎりとなり、おやつでいただきました。
 それはいいとして、そんなハプニングもありながらも、それすらも「何だか、お餅の手術みたいだね」といいながらあゆちゃんたちとお餅の行方を見守る時間も、ハラハラして楽しかったし、2回戦目からは、とても香りのよいピーナッツ餅がつけました。

 

 

 そして最後は、生餅。
 生餅はみんなでいただくため、つき終わってから丸める工程はなく、そのままお湯の中へ投入されて、食堂へ。
 食堂へ行くと、なのはな産のあんこに大根おろし、きなこと3種の生餅が並んでいて、その艶々としたお餅に力をもらいました。

 

〈つきたての生餅を、昼食にいただきました!〉

 

 今年は去年よりもついたお餅の量も3,4割増しになって、7斗8升(約2俵)のもち米を使って、お餅つきをしました。

 外は雪が降る中で、友の会の方々も一緒に家族みんなで無事、お正月分のお餅をつくことができて達成感を感じました。
 ホワイトお餅つき。外を見ると、小さなお餅の粒がたくさん、降っているようにも見えて、思わず笑ってしまいます。

 

 

 続く、午後からはしめ縄コンテストが開催!

 

 

 お正月飾りには欠かせない、しめ縄飾り。
 コンテストでは、4~5人の小チームに分かれて、チーム全員の総合的な美しさで競います。

 しめ縄と聞くと、真っ先に、盛男おじいちゃんの大きな手を思い出すのですが、今度は、私がおじいちゃんに代わって、おじいちゃんに教えてもらったことを新しい子、次の世代へと繋げていく番です。

 

 

 

 去年のお正月、盛男おじいちゃんと門松を作ったときに、おじいちゃんから長いしめ縄を作る方法や、神社などに飾る太いしめ縄の作り方を教えてもらったのですが、それらも、側で一緒に作っていたみんなに話しながら、しめ縄を作っていると、とても温かい気持ちになりました。

 

 

 自分たちで育てたお米のわらを使って、しめ縄を作れること。
 盛男おじいちゃんから教えてもらったしめ縄の編み方を、私もしっかり覚えて、今度は誰かに伝えられること。
 それがとても嬉しく、ありがたく、日本人として生まれてきて、盛男おじいちゃんの孫でいられたことが、幸せだなと思いました。

 

 

 編めたしめ縄飾りには、あゆちゃんたちが盛男おじいちゃんの山からとってきてくれた、裏白や花柚子、橙を飾りました。

 これで、年神様が安心して、なのはなへやってきてくださると思うと嬉しくなったし、裏白や柚子に、おじいちゃんの姿が見えました。
 盛男おじいちゃんから教えてもらった自然のこと。そして、優しさや勇気、生きるということ。
 こうして、日本人らしい季節を感じる行事を通して、おじいちゃんに教えてもらった大切なことを思い出し、自分の中に1年のけじめをつけて、盛男おじいちゃんのようにいつまでも強く、若々しく、希望を持って生きていきたいと感じます。

 

 

 しめ縄コンテストでは、見事、りゅうさんチームが優勝に輝きました。
 本当にどのしめ縄も、すごく綺麗に編まれていて、きっと、おじいちゃんの嬉しそうな笑顔が心に浮かんだし、私が作ったしめ縄は、あゆみちゃんご家族の所へ行くことになり、嬉しかったです。

 日本の伝統行事である、お餅つきとしめ縄作り。
 私がなのはなに来るまで、お餅つきをしたこともなければ、しめ縄のことも知りませんでした。
 今では臼でお餅をつく場所も少なくなってきていたり、しめ縄を作れる人も少なくなってきたりしていると思うのですが、こうして、毎年、家族みんなとお正月の準備をして、新年を迎えられることが嬉しいです。

 

 

(ななほ)

 

〈なのはなのクリスマスイブメニューは、チキンライス☆〉