「良くなりたいと願い続けること」 りな

12月21日
 
 朝起きて、7時半に全員リビングに集まって、今年の紅白歌合戦のチーム発表がありました。実行委員さんは、ウィンターコンサートで主要役者を努めたみんな。チーム発表をする前にも、ウィンターコンサートのセリフをもじって面白い寸劇をしてくれました。後に、7時半の3分前に出来て、すぐに本番だったことを知って、さすがみんなエンターテイナーで凄いなあと思いました。

 私は、のんちゃんチームで曲はシヴァーズに決まりました。第1希望だったので、とても嬉しかったです。顔合わせの時から、のんちゃんが、「こんな風にしたいんだ」とアイデアと構成を話してくれました。そのアイデアを聞くだけでも、とても面白くて私はしたことがなくて、ワクワクした気持ちになりました。

 お父さんが、集合のお話で、楽しみ方には、ファンと、インテレスティングの3種類があると話してくださりました。ファンだけの、浅い楽しみ方ではなくて、チームのみんなと生みの苦しみを十分味わいながら、みんなを楽しませられるものを作ることを、楽しみたいと思いました。

 日常では恥ずかしくて出来ないようなことをしたり、よいところも悪いところもみんなの前でさらけ出して、役を演じることは、とても勇気が要るけれど、チームのみんなと一緒に、一皮も二皮も、殻を破れるようなものに出来たらいいなあと思いました。

 午後にはもう、のんちゃんが最初の寸劇の脚本を作ってくれていて、夜にはもうあらかた出来上がっていました。のんちゃんの、紅白をとても楽しみにしていて、張り切っている姿を見ていると、私も嬉しくなったし楽しみも膨らみました。コンサートが終わって、それでやるべきこと、使命は終わりではなくて、コンサートが私達のスタートで、これからのイベント、日常にも気合を入れて、どんなことにも本気で向かっていきたいなあと思いました。

 お父さんが、「今、回復すると決めること」を話してくれました。幸せを先送りにするのと同じで、自分自身の回復も、先送りに出来てしまうのだと話してくださって、それは私にも十分当てはまることでもあると思って、心に残りました。

 誰も人間であるから、ギブソン的な、邪な気持ちを全て消して、真っ白にすることは出来ない。けれど、そのことに胡坐をかいたり、病気でいることに逃げていることは、甘えだと、お父さんがきっぱりと言ってくれました。そして、立ち直って、利他心で生きていく、それは少しずつそうなっていくものではなくて、そうなるんだ! と思った瞬間から、変わることが出来るということ。

 自分の中に、ギブソン的な気持ちがあったとしても、どんなにダメな人間であっても、私は良くなりたいと、願い続けることを諦めたくないです。過去に、答えがなくて、居場所がどこにもなくて、消えてしまいたいぐらいの苦しさを抱えたからこそ、自分にしか出来ない回復があるのだと、信じます。今もまだ途中経過で、すぐ後ろには崖っぷちがあります。けれど、そのことを怖がったり、保障を求めないで、いつでも薄氷の上を歩く気持ちで、保障のないところを前のめりになって進み続けます。それがきっと、まだ見ぬ誰かの希望になるのだと信じます。

 今の私には、なのはなのお父さん、お母さん、心強いたくさんの家族がいて、1人じゃないんだなあと思います。そのことが、とても恵まれていて、幸せです。今、目の前の小さな幸せを噛みしめながら、精一杯で過ごしていきます。読んでくださり、ありがとうございました。

 紅白歌合戦がとても楽しみだし、お餅つきや、お正月、これからたくさん楽しいことを、家族みんなで出来るのだと思うと、とても嬉しいです。