12月21日(水)「一皮むける紅白歌合戦に! & イチジクのお礼肥やり」

12月21日のなのはな

 時刻はAM7時30分。コンサートを大成功のうちに終えた、わたしたちにとって、次に待つ、大切な大切な発表がありました。       
 早起きして、リビングでそわそわして待っていると……、現れたのは、博士、おさらば3人組とナナポン! 3日ぶりに再び、馴染みの顔ぶれに出会えました。

 ウィンターコンサートで主要役者として演じてくれた、なおちゃん、やよいちゃん、のんちゃん、さきちゃん、ななほちゃんが実行委員となって、あと10日後に迫る、『NHF紅白歌合戦』に向けてのチーム発表をしてくれました。
 それもただの発表ではなく、コンサートで用いた台詞をもじって、その場でアドリブで考えたという、(さすが役者メンバー!)と思ってしまうような面白い寸劇をしながら発表をしてくれました。

 

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 前年度は紅白歌合戦の準備期間は7日間しかなく、少し慌ただしい大晦日でした。
 今年はなるべく早い期間から準備を始めて、より濃い紅白歌合戦にしたい! というみんなの要望に応えて、ウィンターコンサートを終えたその日の晩から、なのはなは紅白ムード一色です。気持ちの切り替えの速さに驚くかもしれませんが、次から次へと楽しいイベントがやってくるので、コンサートロスになることもありません。

「……ということは、紅白の準備ができる時間がたっぷりある!」
 役者のみんなが、最後にこの台詞を声を揃えて言いました。これは、コンサートを見に来てくださった方には、どこかで聞き覚えのある台詞かもしれません。

 チーム発表と曲目を聞いていると、各チームメンバーの顔ぶれに、(これはお笑い路線だな)とか、(キャラクターが濃いなぁ)と、やる前から最高の紅白歌合戦になることが予感されました。
 全11チームの出場。曲目は今回のウィンターコンサートで演奏した新曲もあれば、過去に演奏していた曲もまざり、バラエティ豊かです。
発表後は、チームで顔合わせをしました。わたしたちのチームは実は前々から、(これがしたい!)という企みがあって、集まったメンバーでそのことの意思統一をし、確認しました。

 

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 午後から早速、紅白歌合戦の準備が始まりました。その前に、お父さんが紅白歌合戦に向かう心持ちを話してくださいました。
「楽しい」という感情には、英語で言う「fun」の楽しさと、「interesting」の楽しさの両方がある。もちろん「fun」の楽しさもいいけれど、その中に「interesting」の要素も含まれていると、より良いものになること。

 そして、イベントがあると、どうしても気持ちが上がったり、下がったりしてしまうけれど、どちらも行き過ぎないように上手にコントロールしながら、楽しんでいこうと。
 ただ単純に、「紅白だ!」と高まる気持ちでいたけれど、お父さんが事前にこうして話してくれたことで、中身のある紅白歌合戦、お正月3が日を、みんなと一緒に作っていきたいなと思い、気持ちを正すことができました。

 

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 リビングは各チームが集って、笑い声、賑やかな声が午後いっぱい、途絶えることがありませんでした。パソコンで参考動画を見ているチームがいたり、パフォーマンスの案出しや衣装を話し合っている子もいました。
 本番まで内緒だけど、時折、小耳に入ってくる話し声を聞いているだけで、ついつい覗き見したくなってしまうような内容も聞こえてきます。
 わたしのチームは案出しをしましたが、こういうときに生みの苦しみに直面します。どうしようかと悩む時間も多かったけれど、その時間があることで思いがけない方向に話が進んだりすることもあって、楽しいなと思いました。

 

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「紅白歌合戦まで、あと10日もある!」
 けれど、あっという間に10日が過ぎ去ってしまうような気もして、やっぱり焦る気持ちも出てきます。
 そんなときにお母さんが、「今年は穏やかなお正月を迎えられそうだね」と話してくださって、(あぁ、本当だ)と感じました。
 ウィンターコンサートを乗り切ったわたしたち。お父さんが書いてくださった脚本の世界を表現したことで、3日経った今日も、古吉野の校内いっぱいに穏やか空気、温かな時間が流れています。

 今年もきっと賑やかな紅白歌合戦で一夜を越して、みんなの中で新年を迎えられるのだなと思うと、この場にいられることがとっても幸せだなと思いました。
 ウィンターコンサートに続く、一人ひとりが一皮むける紅白歌合戦になるように、わたしも思い切り演じて、歌いたいです!

(るりこ)

 

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 イチジクの年内最後の手入れで、肥料やりを行いました。

 肥料やりは、牛肥、落ち葉堆肥、もみ殻を、成木、幼木合わせて44本のイチジクの木に対して、施すという内容でした。
 一緒に行ったのは、まちちゃん、なつみちゃん、ももかちゃんという力強いメンバーで、とても素早く作業を進めることができました。

 はじめは手分けをして肥料の用意です。私はまちちゃんと、落ち葉堆肥を軽トラに積み込みに行きました。
 崖崩れハウス前畑の落ち葉堆肥は、去年、集めた落ち葉で作ったものでした。堆肥として熟成し、細かく分解されており、とても質が良かったです。

 まちちゃんがみつ鍬で、てみに堆肥を入れてくれて、私はそれをどんどん、軽トラへと入れていきました。
 落ち葉堆肥は、栄養分をバランスよく含み、バクテリアも多く含まれています。土を柔らかくし、作物の根張りを良くし、保湿力も高めるという効果があります。
 みんなで集め、作った、良質な天然の肥料を存分に使えることが、ありがたいことだと思いました。

 

 

 みんなで落ち葉堆肥をまず撒いて、次に、なつみちゃんとももかちゃんが混ぜ合わせてくれた、牛肥ともみ殻を撒いていきました。
 2年生の幼木には、総合でてみ2杯、3年生以上の成木には、てみ3杯分を、枝が広がっている先に、円状に施しました。
 イチジクの畑は、プール下、梅林手前、駐車場斜面、古畑と、ほとんどが(河原畑の木を除き)古吉野周辺に点在しています。それぞれの畑をツアーのように回りながら、肥料撒きをしていると、最初は手先が冷たかったけれど、体中がぽかぽかになっていきました。

 肥料をやっている感触としても、フカフカとした堆肥を、十分に施せていることを感じました。スピード感のある、明るく気持ちの良い空気感で、余裕を持って作業を終えることができて、とても嬉しかったです。

 

 

 イチジクの肥料は、今日施した牛肥、落ち葉堆肥、もみ殻のほかに、11日前に苦土石灰と草木灰を施しています。
 アルカリ性が強い肥料は、混用するとアンモニアガスが発生する場合があるということで、あらかじめ期間を空けて、施しておきました。
 イチジクはカルシウムを多く吸収する作物のため、苦土石灰も全体に30キログラム撒き、カルシウム分の補給もすることができました。
 カルシウムと、なのはなにある有機肥料で、土質もイチジクにとってより根を張りやすく、育ちやすいものへと変わっていくのではないかな、と思います。
 年末に肥料を施せたことで、また春先に根が動き出すころには、肥料分がしみて、生育を促す栄養になってくれると思います。

 イチジクは今年、プール下の26本のバナーネの収穫が始まりました。収量が増えるとともに、ジャムへ加工もできるようになり、なのはなの中で、イチジクが広がっていった年だったな、と思います。

 また来年は、さらにプール下や梅林手前の、主力となるバナーネが成長し、収量も増えていく予想です。今回の肥料やりが、より質の高い果実の実りへと、繋がってくれたらいいなと思います。
 これからもっと、イチジクをなのはなにとっていい意味を持つ果樹にしていけるように、粘り強く気持ちを向けて、手入れをしていきたいです。

(りんね)