「忘れられない日」 ほし

12月9日

 今日のこの日が、私の人生の中でも、忘れられない日になりました。

 今日のハウスミーティングで、お父さんに、「楽しそうな人や嬉しそうな人を見ると、悲しくなってしまうことが以前はあった」と質問させてもらいました。
 お父さんからは、「自分には、もうそんな嬉しさは、得られないものだと思っていたから悲しくなったんだよ」と話してもらいました。

 今日、誕生日を、お父さん、お母さん、みんなにお祝いしてもらって、自分が思っている以上に、みんなは私のことを、本当に大事にしてくれていて、大好きでいてくれているのだと思いました。
 私は、なのはなに来ることができて、みんなの姿に、良くありたい、前向きに生きたい、という気持ちにさせてもらって、嬉しさや楽しさ、今まで生きてきて落としてきた温かい気持ち、人と人との間にしかない幸せ、そんな気持ちを育ててもらいました。
 みんなに救い上げてもらって、ここまで来ることができました。
 私は、欠陥も多かったけれど、本当に、ここまでこれたのは、自分の力ではなくて、みんなの中にいさせてもらったからだと、心から実感しました。
 毎日みんなとずっと一緒に動けるのも、コミュニケーションを取れるのも、それだけで、かけがえのない宝物です。

「もう、私にはそんな嬉しさも二度とないんだ」
 気が付けば、そんな悲しさもいつもの間にか無くなっていました。
 果てのない袋小路も抜け出していました。
 ひとりぼっちで、誰とも話をしなくて、暗い顔をしている私は、もういません。
 私には、温かくて、大好きな、本当の仲間、家族がいます。
 一人、一人が、私にとって、かけがえのない存在なのだと思いました。
 お父さん、お母さん、みんながお祝いしてくれた言葉を素直に受け止めて、自分は素晴らしい人間だと信じます。

 ここまで、大事にしてきてもらって、すくい上げてきてもらったのだから、この恩を、次に来るまだ見ぬ誰かへと返せるように、未来を見て前向きに、気持ちを外向きにして、なのはなのほしとして、自分の使命を果たしていけるように、誰かを守れる人へと成長します!

 この日記を書いていて、周りに誰もいなかったら、大泣きしています。

 明日からの土日は、古吉野でできる最後の通しです。
 みんなと気持ちを一つに、最後の最後まで、成熟させていきます。