「さらけ出す覚悟で」 りな

12月2日 

  日記を書くのが久しぶりになってしまいました。
 今、コンサートの練習が詰まっていて、それを理由にして日記を書くことを後回しにしてしまっていた自分がいました。でも、コンサートは、コンサート本番が全てではなくて、コンサートに向かって、みんなと心一つに過ごしている今日が、本当の本番なんだなあと気が付きました。今日1日を、何を思って過ごすのか、どこを目指して過ごすのか、その心持がとても大切なのだと思いました。 今日からハウスミーティングの時間がお昼になって、ノーム全員で、質問をまとめる時間をもらいました。その時間がとても貴重だなあと思いました。普段、思えば疑問に思ったことも留めないでスルーしてしまいがちだけれど、ほんの些細なことでも、あ、そういえば、と質問がいくつも出てきました。こうして流さないで、ハウスミーティングで聞くことが出来るのがとても嬉しいし、今悩んでいることも、ハウスミーティングのみんなの中に出してしまえば、自分1人だけで籠らずに、頭の中を整理することが出来ました。
  夜の集合の時に、ハウスミーティングの質問をみんなで共有させてもらえて嬉しかったです。 その中で、「練習のための練習、というのはどういうものですか」という質問に対しての答えがとても印象に残りました。
 練習のための練習と、本番を意識した練習の違いは、目標を立てているかどうかだと話してくれました。自分は今どんなレベルなのか、ちゃんと認識して、本番までにここのレベルまで到達するぞ、そう思って練習するのだとお父さんが教えて下さりました。そうすれば、今日の練習は、はかどったのか、そうでないのかが分かると。

 そのお話を聞いて、私ははっきりと目標を定められていなかったし、自分の今のレベルも、ちゃんと認識できていなかったと思いました。練習をしたらしただけ上手になるのではと思って、がむしゃらに頑張ってしまったり、自分の幅の中に、出来るか出来ないかの2択しかなくて、出来るようにならなくてはと自分を追い詰めるようにして練習してしまっていたと思いました。
  でも、出来るか、出来ないかが大切ではなくて、どんな気持ちでその曲のダンスや演奏に向かっているかなのかなと、最近気が付きました。役者のみんなが今、人生観を変えるために大きな声を出す練習をしているけれど、役を演じる時も、ダンスを踊るときも、演奏する時も、全部その人の考えていることや、人生観が見えるんだなと思いました。

 だから、間違えないようにとビクビクしながら守りの体勢に入るのではなく、もう全てをさらけ出す覚悟で、本気で向かったらいいんだと思いました。
 演じるのではなく、なり切る。その場に相応しい人を窺って演じるのではなく、自分で定義し作っていく。そのぐらいの強い意思をもって何事にも向かっていきたいです。 

 今日の夜は、かりんちゃんがなのはなに帰ってきてくれました。明日、一緒に通しを出来ることが嬉しいし、かりんちゃんも私達の中での一人のお客さんだなあと思います。コンサートに向かう気持ち、心意気をかりんちゃんに見せる気持ちで、明日の通しを今出来る精一杯で頑張りたいです。