11月29日(火)「細胞たちカラフルに、クルクルと」

11月29日のなのはな

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〈雨の降る1日。アップテンポで優しい曲調の『オーバーパス・グラフィティ』の練習が進みました〉

 

 卒業生ののんちゃんから、『オーバーパス・グラフィティ』の振り入れをしてもらいました。
 ウィンターコンサートまで、残り20日となり、時間が迫る中、『オーバーパス・グラフィティ』をのんちゃんから教われるのは、今日1日だけでした。
 初めて振りを教わる中でも、のんちゃんの動きを目に焼き付けて、確実にきれいな形で踊れるようになること、みんなで振りを揃えることを意識して、振り入れに向かいました。

 

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 この曲は、すでにコンサートの劇中で、どんなシーンに入るのかが決まっています。曲の前後には、不思議な衣装を着た、免疫細胞たちが登場します。
 のんちゃんが考えてくれた大人数でのダンスは、シーンにぴったりで、みんなが体内の細胞になったように、たくさんの回転や、隊列の移動がありました。
 指をオーケーサインにした振付けがたくさん出てきて、体内で働く細胞の、コミカルでかわいらしい印象も感じられました。

 はじめは、全員でメインとなる8エイト分の振付けを教えてもらいました。この8エイトが、曲の中で随所にあらわれて、フォーメーション移動と共に、どんどん踊る人が入れ替わっていく構成になっていました。

  フォーメーション移動では、今までにないほど、くるくると回るところがたくさんありました。普通の人のままでただ回り続けると、目が回ってしまうけれど、変幻自在に体内を移動する、細胞になり切った気持ちになると、みんなと入れ替わり、立ち代わり、回って移動していくことも、楽しくなっていきました。

 振り入れの中で、あまりきれいにできなかったところは、のんちゃんが、頭をひねりながらも、次々に新しい動きを伝えてくれて、みんなで動きながら、一番きれいに見えるように、作っていきました。
 メインの振りを踊る人、回って移動をする人など、舞台の上で違う振りをすることが多く、中には3つのグループが、それぞれ違うカウントで違う振りをするところもありました。
 そんな複雑なところも、のんちゃんがそれぞれの動きを、みんなが分かるまで、何度でも伝えてくれました。

 

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 後半の間奏では、これまでにない小道具が登場する予定です。
 そこでは、その演出を囲むように、みんなが立膝で列になって、手をクロスしてウェーブをします。みんなの手が連なって、波のように動いていく様子が、DNAのらせん構造のように見えました。やっていても、自然と笑顔になってしまうくらい、とても楽しくて、面白かったです。
 みんな列間の広い空間で、疾走感ある演出が繰り広げられることも、とても素敵だなと思います。
 最初から最後まで、大人数のダンスならではの、フォーメーション移動、コミカルな動きが詰まっていて、ポップで賑やかで、素敵なダンスだと感じました。

 私は、次々と入れ替わるフォーメーションや振りの中で、混乱してしまうことが多かったけれど、何度も繰り返し、のんちゃんに教わって、みんなで練習する中で、流れを掴めることが増えてきました。
 頭も、体力も、何よりも集中して使いながらも、新しいダンスを踊れるようになることが嬉しくて、どんどん心も身体も、活性化される感じがしました。

 

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 長時間にわたる振り入れの間、のんちゃんが、笑顔を絶やさず、常にはっきりと、全員に届く明るい声で伝えてくれることや、粘り強くみんなの気持ちに沿ってくれる姿が、本当にかっこよかったです。

 ウィンターコンサートまで日が迫る中、のんちゃんからできる限りのことを吸収して、『オーバーパス・グラフィティ』をみんなで作っていけた時間が、ぎっしりと濃くて、嬉しかったです。

 夜にはお仕事組さんとの振り入れがあり、そこで、1曲を完成することが目標です。
 まだ振りを追っていくことに必死ではあるけれど、練習のための練習ではなく、今から本番を想定して、細胞になり切って、表情を作ることも、意識していきたいなと思います。

(りんね)

 

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〈舞台背景の図面書きや照明台本の作成も、集中して進めました。舞台背景はデザインが決定し、縮尺図の作成や、大道具制作の下準備が進んでいます〉
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〈舞台背景デザインの一部です。今回は、水張りをしたパネルに直接、彩色をする作業が多くなりそうです〉
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〈これまでのコンサートの背景であったパネルを土台として、新しい舞台背景を作っていきます〉