11月25日
忘れたくないので、自分のメモ帳にも書いたことを、日記にも書いておきます。
お父さんの集合のお話がとてもうれしかったです。
わたしたちに求められる生き方は、どこまで行っても「しあわせのその日暮らし」ということです。
「一日、一日が人生なんだ、だからその1日をいかに質の高いものにするかどうかだよ」
とお父さんがおっしゃって、間違っていたわたしを引き戻していただいたように感じました。
あまり自覚がなかったけれど、「これからが人生、これからのために頑張らなくちゃ」と思っているところがあって、だから突然不安になったり、空っぽな気持ちになったりするのだと、腑に落ちました。
今、出し尽くして、満足して、後悔ないくらいに生活すること。そこに人生がついてくるんだと教えていただけて、ありがたかったです。
すこし話が変わります。
今日の夕方、やよいちゃんとタンク補充に行かせてもらったのですが、補充が終わってからの残り時間で、少し寄り道をして帰ってきました。
「すごくきれいに椿が咲いているんだ」
と、やよいちゃんが話してくれたのです。もうだいぶ日が落ちていたのですが、暗いなか 手探りのような感じで、わくわくしながらふたりで椿を頂いてきました。
蛍光灯が光る古吉野に戻ってきて、そこではじめて椿をはっきりと見ました。
花びらは大きくふっくらしていて、白色。つぼみは頬紅のように、ぽっと桃色に染まっていて、かわいらしい椿でした。
やよいちゃんと椿。やよいちゃんが、今ここにある目の前の美しいもの、うれしいものを見逃さずに捉えている姿、それが「しあわせのその日暮らし」なんだな、と教えてもらえました。
花びらを落とす椿のように、今のわたしも、その周りのみんなも、今しかないです。
今のわたしができる最大限のパフォーマンスで過ごしたいです。
今のわたしだからできる「しあわせのその日暮らし」をみんなとしていきたいです。