「流れ星」 みつき 

11月18日

 

 めっきり冷え込むようになって、みんなとの挨拶も「寒いね」が増えてきました。
 でも、今夜は流星群が見えるとのことで、りさちゃんとまなかちゃんで、白い息を吐きながら外へ出てみました。

「目を平らにして、夜空全体を見るのがコツなんだよ」

 まなかちゃんが教えてくれて、流れ星探しの旅が始まりです。
 いつもよりもずっと多くの星が空に散りばめられていて、なかにはピンク色のようなものや、ぎゅうっと密集している星も見られました。
 見とれてしまっているうちに、なんだか歌いたくなったので、3人で歌を歌いました。
 歌い終わった瞬間に、今まで見たことないくらいに大きな、大きな流れ星が、シュン、と流れていきました。
 思わず叫び声をあげてしまいました。3人で「見たよね?」と言い合って、同じ流れ星を見ることができた時間が、たまらなくうれしくて、しあわせでした。
 外に居ても、体育館でみんながコンサートの演劇練習などをしているのが見えて、コーラス練習の声も、聞こえてきます。
 なのはなの子として、ここに居られることが改めてしあわせに感じた、夜空でした。

 おやすみなさい。